自閉症の青年を草なぎ剛が演じたドラマ「僕の歩く道」
「バス男」?何だそりゃ??
そういえば、このタイトル、ちょっと話題になりました。
と言うのは、当時「電車男」と言うタイトルのドラマがヒット中で、それにあやかって「バス男」なんて邦題をつけたのでしょう。
ところが、あまりにも安直な邦題に、クレームがついたのか、担当者が反省したのか、
邦題が変わって新規のタイトルはこれ
「ナポレオン・ダイナマイト」
正直、これも何のことやら、と言うタイトルですが、それは仕方がない。
と、いうのは、「ナポレオン・ダイナマイト」とは、この映画の主人公のメガネをかけたサエナイ高校生の名前なのですから。
タイトル同様、内容はサエナイ高校生3人組の「忘れたくても思い出せない」サエナイ高校生活を描いたものです。
主な登場人物の主要3人(写真の3人)は、どうやら人付き合いが苦手で、
相手の気持ちを読めないけれど、自分の趣味に関しては抜群のこだわりを見せる青年たち。
発達障害についてのある本でも「主人公がアスペルガーではないかと思われる」と紹介されていました。
そういう目で見ると、もちろん基本はギャグ映画なので、誇張はされていますが、
確かに受動型のアスペルガーの青年たちだ、彼らは。
純粋にして一途ながら、どこかワンテンポずれがあるために、周囲からは浮き上がってしまいますが、
それぞれが淡々とご自分の生き方を全うされている愛すべき人達。
興味のある方は一度レンタルビデオ屋さんで探してみれば?きっと見つかると思いますよ。
結構、好きな人には欠かせないマニアックな作品らしいですから。