自閉症に対する無理解が引き起こした悲劇 「彼女の名はサビーヌ」
最近読んだ中でも、飛び切り印象に残ったのが、これ
「ニトロちゃん」
作者の沖田×華(おきたばっか)さんは、自らアスペルガー症候群であることをカミングアウトして、その小学校から中学校にかけての、壮絶な日々を漫画で描いていらっしゃいます。
何が壮絶かって?
それはいじめでも、家族からの虐待でもなく(いや、それがないというわけではないのですが、それよりもっとアクドイ仕打ちを受けていたと言う意味で・・・)、なんと学校の先生からの一方的な仕打ちと言う名の暴力や性的な暴行の数々でした。
やはり多数派のルールや行動のパターンから言うと沖田さんのような超個性的な子どもは、受け入れられない、というか理解不能で理解しようとも思えなかったのでしょうね。
むしろ意図的に自分を困らせている挑戦的な子どもだ、と思ったのでしょう。
今はかなり発達障害の啓発や研修が進んできているから、さすがにそんな先生はいないだろうと思いたいのですが・・・・残念ながら、つい先日もある学校で発達障害の特性のある生徒に対して、怒って長時間立たせたままで放置したり、感情的な暴言を吐いたり、と、この漫画に出てくる先生みたいな反応をしている先生の話を聞いたばかりです。
う~む、自分たちと異なる考え方や感じ方、あるいは行動のルールを受け入れるというのは、そう簡単ではないでのす。世界中で見られるさまざまな紛争や武力衝突なども、話を聞けば考え方や信じる流派の違いにしか過ぎないのですが、それがなかなか和解できない。
本当に難しいものです。が、諦めずに少しずつでも理解の輪を広げていく努力をしてかなければいけない、と改めて思わされました。
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