自閉症に対する無理解が引き起こした悲劇 「彼女の名はサビーヌ」
少し前になるのですが、大阪に、発達障害の青年を主人公にしたハッピーなラブ・コメ映画「シンプル・シモン」を見てきました。
スウェーデンの映画なので、アメリカ映画のように能天気な雰囲気と言うよりも全体の雰囲気は繊細な印象。
でもなかなか面白かった!
パンフレットから少し引用すると
<『宇宙が好きだ。感情がない宇宙には誤解も混乱もないから』18歳のシモンはアスペルガー症候群。他人の感情が理解できず、自分だけのルールで生きている。気に入らないことがあると宇宙船に見立てたドラム缶にこもり、想像の宇宙へと飛び立ってしまう・・・>
そんなシモンが巻き起こす、純粋で科学的に完ぺきだからこそ、周囲を混乱させるハートフルなエピソードの数々。シモンのよき理解者であり、日常的に世話をしてくれる兄サムの恋人を、論理的かつ科学的に見つけ出し、すべて計画されこだわりぬいたデートを設定したシモン。
しかし人間の感情と言うものは、論理や科学では動かせないわけですから、ドタバタと悲喜劇が繰り広げられます。
発達障害の方々にとって、なんとも一番手ごわい異性の心理と恋愛問題。
この「シンプル・シモン」以外にもいくつか映画があります。
また、時折それらの作品も紹介していきたいと思っています。
そうそう「シンプル・シモン」の予告編があリましたので、興味おありの方はどうぞ!