マナーうんちく話1721《職場での人間関係の築き方②「ちょっとしたありがとう」の勧め》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:人間関係を良好にするマナー

出来ているようで、できてなく、しかも簡単なようで、意外に難しいのが、何か世話になれば「ありがとう」の言葉を気持ちよく発せられるかどうかです。

例えばコンビニで買い物をしたとき、コンビニの店員は品物を渡すときに笑顔で「ありがとうございました」といってくれます。

これに対し買い物をする側も「ありがとう」といえるかどうかです。
日本人は良いところが沢山ありますが、このようなコミュニケーションは苦手な人が多いようですね。

喫茶店で「いらっしゃいませ」の挨拶とともに「冷たい水」と「おしぼり」がだされたら、すかさず「ありがとう」のあいさつをしたいものですね。

日本では水代もおしぼり代も伝票には記載されません。
あるじが、いかにお客様をもてなすかの表れでしょう。

いずれも「相手の目を見て笑顔を添えて」がポイントです。
ありがとうの言葉は出し惜しみしないでください。

また職場の暑気払いで、生ビールパーティーに参加したら、お開きの時に「ありがとうございました」とお礼の言葉を述べて帰りますが、翌朝も再度「昨夜はありがとうございます」の言葉を述べるのがお勧めです。

ちなみに、「すみません」はお願も、お断りも、お礼にも使用できる便利な言葉ですが、インパクトが有りません。

ありがとうの言葉は、発する人も、発せられた人も、周囲で聞いている人も心地よくなる言葉です。

職場でありがとうの言葉が飛び交うようになれば、それにつれて業績もアップするものではないでしょうか・・・。

従って家庭でも、地域でも、職場でも、一日に何回「ありがとう」の言葉が発せられるか?
とりあえず実行あるのみです。

以外に世間で大成功を収めた人は、このようなことを大切にしているかもしれませんね。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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