マナーうんちく話1720《職場での人間関係の築き方①「先手必勝の挨拶の勧め」》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:人間関係を良好にするマナー

【先手必勝の挨拶】

交流の第一歩は挨拶です。
ちなみに挨拶の目的は「相手の存在を確認した」という意味があります。

そして「相手と仲良くしたいという気持ちを具体的に表現すること」です。
だからされるのを待つのではなく、「先手必勝」の挨拶を心掛けて下さい。

ちなみに「先手必勝」とは、戦いにおいて相手より先に攻撃を仕掛ければ必ず勝てるという意味で、相手の出鼻をくじいて有利に立つ意味で使用されます。

挨拶の目的は出鼻をくじくことではありませんが、「先手必勝の挨拶」といえば、その後の会話が有利に展開するという意味です。

そして挨拶の基本は、相手の目を見て、明るく、爽やかにするのが基本ですから、これらを正しく理解して、誰とでも、先手必勝の挨拶をすることを心がけて下さい。
これだけでも人間関係は大きく好転します。

また日本の挨拶には上下関係も男女の違いもありません。
重複しますが、相手に気づいたら明るく、元気に、前向きの言葉を添えて、目を見てして下さい。

加えて相手の名前を呼ぶこともお忘れなく。
名前を呼べば、それだけで心の距離が短くなります。

さらにつけ加えるなら、挨拶は出会いだけではありません。
「別れの挨拶」もあります。
分かれ際の挨拶は特に大切にして下さい。

相手が「また会いたい」「また話しがしたい」とおもうような言葉があればいいですね。
「終わりよければすべてよし」です。

ちなみに「お出迎え3分にお見送り7分」という言葉が有ります。
「お出迎えよりお見送りがとても大切ですよ」という意味ですが、挨拶もしかりです。「別れ際」の挨拶はとても大切だと心得て下さいね。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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