マナーうんちく話1388《健康は自分自身に贈る最良で最大のプレゼント》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:日常生活におけるマナー

「一年の計は元旦にあり」と言われますが、今年こそはと新たな目標を定められた方も多いと思います。

中でも禁煙やダイエット、あるいは適度な運動など「健康」に関する目標を定められた人も多いと思います。

終戦直後の日本は物質的にも非常に貧しく、さらに平均寿命も先進国で最下位クラスだったようですが、今や世界屈指の長寿国です。

その原因は医療制度が充実すると共に医療技術が向上し、さらに栄養状態が極端に良くなったことも大きな原因です。

加えて乳幼児の死亡率が低いことや、日本が平和であることが挙げられますが、「国民の健康に関する意識」が非常に高まったことも大きな要因ではないでしょうか。

テレビをつけても至る所で健康に関する番組が放映されています。
雑誌も沢山出版されています。
またインターネット上にも氾濫するくらい有ります。

このような状況下で健康に関してはとても敏感になっている気がしますが如何でしょうか?

テレビ番組で有名人が「身体に良い」と推奨すれば、その商品がたちまち売り切れる現象も多々ありましたね。

「ダイエット」に関する食品やサプリメントは跡を絶ちませんね。
日本人は世界の中では肥満の人は少ないように思うのですが、日本でダイエットがブームになってもう40年以上になるようです。
これだけブームが続くのも珍しいことではないでしょうか。

それだけ日本人は美意識が強いのでしょうか?それとも豊かと言えるのでしょうか?ダイエットに効く健康食品やサプリメントを利用している人も非常に多いのが現実でしょう。

確かにそれらが健康維持やダイエットに役に立つのなら手軽で良いでしょう。
然しそうでないこともあります。

大切なことは情報に振り回されることなく、情報をきちんと見極めることではないでしょうか。

そしていくら健康食品や高価なサプリメントを摂取しても、日常の生活習慣が悪ければ仕方ないことです。

健康管理は専門家の力も大切でしょうが、基本的には自分自身です。
睡眠、食事、休養、適度な運動を上手に組み合わせることが大切と考えます。

特に古今東西「生きることは食べること」ですから、食べ方は大切です。
「you are what you eat」です。
今日食べたものが明日の貴方を作るという意味です。

栄養のバランスを考えた「賢い食べ方」、コミュニケーションをとりながらの「楽しい食べ方」、他者に配慮した「美しい食べ方」をお勧めします。

「コケッココ(鶏)症候群」が飽食の国、美食の国と言われる日本で深刻な課題になっていますが、一人ぼっちで寂しく食べる「孤食」や「個食」「固食」「濃食」「粉食」にも注意したいものです。

長い人生を元気はつらつと生きていくか、ショボクレテ生きるかでは雲泥の差が有ります。

自分の「身体」と「気持」を大切にする人は、人の気持ちを理解し、それを大切にすることが出来ます。

つまり心にゆとりが持てるので「素敵なマナー」が発揮できるということです。
今年は、賢い健康管理で、規則正しい生活に心がけ、身も心も健康に過ごして下さいね。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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