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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1295《ビジネスにも生かしたい宴席や乗り物での上座と下座》

2016年8月30日

テーマ:ビジネスマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

宴席の場合は、一般的にはステージに近くて一番真ん中の席が上座ですが、ステージの有無に関わらず入口から離れた席が上座で、入口に近い席が下座になります。

「和室」においては床の間の前が上座になり、入口に近い席が下座です。
料亭や旅館などでは景観を見ることが出来る側も上座になります。

乗り物は複雑ですが、ポイントが有ります。
「タクシーに乗る際の上座と下座」の捉え方は、運転手の後ろが上座で、次いで助手席の後ろ、後部座席の中央になり、助手席が下座になります。
事故の際運転手の後部が、被害が少ないというのがその理由です。

3人で乗る場合は後部座席に二人、助手席一人がお勧めです。
但し乗り降りがしやすいのは助手席の後ろですから、着物姿の女性や高齢者には注意が必要です。

「自家用車」で車の持ち主が運転する場合は、運転する人が孤立しないようにという心遣いで助手席を上座とします。
運転して下さる方の話し相手にもならなくてはいけませんね。

「電車の上座と下座」は、新幹線のように縦に並んでいる席は、進行方向に向う形で窓側が上座になります。

但しトイレが近い高齢者の場合は通路側がいいかも。
向かい合って座る場合は進行方向と反対側を向かう方が下座になります。
ちなみに、寝台車の2段ベッドは、下が上座で上の段が下座になります。

エレベーターは入り口から遠い場所が上座で近い場所が下座ですが、操作盤の前が最も下座になります。

では太郎と花子がエスカレーターに乗って、2階から3階に移動する時はどうでしょうか?

エスカレーターで上に上がる時には女性が男性の前(上側)に位置します。
なぜなら、途中でエスカレーターの事故が発生した時には、後ろにいる男性が、女性が落ちて来るのを防止しなければいけないからです。

「レディーファースト」の原理が働くということです。
カップルや夫婦での場合は参考にして下さい。

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