1日1分!女子力向上マナー16≪女を素敵に魅せる品の良い箸使い≫
【国際化の進展と世界に発信したい日本人女性の品格】
一億総中流と言われた時代から「格差社会」に突入して久しくなりますが、今や、社会的にも経済的にも女性の社会進出は、日本のみならず国際的な課題へと進展しています。
しかしこれは、その国々の社会構造・気候風土・文化・歴史・国民性・宗教等と密接な関わりがあるので、国ごとの独自の政策が必要でしょう。
もともと男性優位の文化を持った国も有れば、レディーファーストに重きを置いてきた国も有ります。
ちなみに日本では、少子化や超高齢化が進展する中、女性の高学歴化が進み、働く意味や意義、ライフスタイル、価値観等が大きく変化してきました。
加えて日本人女性は、ここ4半世紀に渡り平均寿命は世界一です。
但し、国連が推奨する「健康寿命」とのギャップは大きく、課題もあります。
さらに、日本人女性の就業率も増えています
正規雇用者の割合がさらに増加すればいいのですが・・・。
また、高学歴の女性も非常に増えていますが、職場のリーダーになっている割合は、アメリカやイギリスやドイツに比べると低いようで、国際化の進展と共に、女性がこれまで以上に能力を発揮し、指導的役割を担うことも必要です。
そのためには、多くの外国人と交流し多様な文化に触れること、さらに語学力やIT活用力を磨き、総合的なグローバル力を強化するのもいいでしょう。
しかし、その前に是非理解して頂きたいことがあります。
日本には1000年以上の長い年月をかけ、熟成してきた文化や礼儀作法が存在します。
自然と共生し、国家としては世界屈指の歴史があります。
平安時代や江戸時代のように、一つの政権が数百年以上持続した平和な社会を築いています。加えて戦後70年間、戦争に無縁の国です。
思いやりの心を基盤とした礼儀作法が存在します。
このような日本文化の本質を正しく認識し、それらが21世紀の人類の発展にいかに寄与できるかということも、頭に描いて頂きたいモノです。
ちなみに、21世紀は女性の時代だと言われますが、不透明な部分も多々あるような気がします。
しかし、女性のリーダーとしての潜在的能力が経済的にも社会的にも開花し、より大きな役割や責任を担うようになることは明白です。
日本人女性の魅力を世界に発信して頂きたいものです。
次回に続きます。