マナーうんちく話864《将来はそれを準備した人の手の内にある》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:日常生活におけるマナー

誰しも将来の目標や願い事や希望の一つや二つは有ります。
しかし、それらに対して、自己否定したら、不必要に不安がって行動に移せない場合もあります。

《将来はそれを準備した人の手の内にある》とアメリカの思想家であるエマーソンは述べています。

たとえ少しずつでも、行動を積み重ねて行けば、意外に実現するものです。
《案ずるより産むがやすし》という格言があります。

行動に移す前に、あれやこれやと心配するより、実際にやってみた方が意外に簡単であると言う意味です。

世の中には心配症の人は大勢います。
慎重になることは大切ですが、不必要に心配ばかりしてはキリがありません。

兎に角、一度行動に移すことを考えてみるのもお勧めです。
そのためには準備が大切です。

折角一大決心をして行動に移しても3日坊主では元の黙阿弥です。
先ずは、自分の目標を明確にイメージして、必要な準備を始めることが大切ではないでしょうか。

大袈裟に考えることは有りません。
目標到達のためのステップだと割り切り、楽しく実行できればいいです。

今やるべきことを細かく分けて、一つずつ着実にこなすことにより、その都度、心が満足すればいいですね。

最近はバレンタインデーやクリスマスに自分へのご褒美チョコレートやケーキが好評ですが、些細な事でも今やるべきことが出来た時点で、自分へのご褒美を何かしら与えるのもお勧めです。

そして、ある程度それが習慣になればしめたものです。
私もこのコラムを書き始めて4年が経過しましたが、今ではすっかり日常生活の中に打ち解けてしまいました。

私のような人一倍アナログ人間が、「マイベストプロ」に登録して何が出来るの?と言う一抹の不安はありましたが、蒔かぬ種は生えません。

とにかくやってみよう!とスタートしました。
とりあえず必要な準備をしなくてはと思い、資料整理と必要と思われる本を沢山購入しました。

こうしてコラムを始めましたが、最初の3月位は全く反応なしでした。
しかし、この時点で結果を求めるより、日々持続するように心がけました。

そしてコラムを始めて半年くらい経過した時に、思わぬご縁を各方面から頂くようになりました。

これが大きな自信になり、コラムを書くのが次第に楽しくなり、思いの他長く続けることが出来、仕事や人生に大きな影響を与えるようになりました。

「石の上にも3年」と言いますが、このコラムをコツコツ継続できたことに感謝の至りです。

勿論自分へのご褒美も区切り区切りに与えました。
最初はコラムが100回に到達した時、次は300回、そして500回を超えたら山陽新聞に取り上げていただきました。

予定では、晩春から初夏にかけて念願の1000回に到達するので、その時はどんなご褒美が良いか、今から楽しみです。欲を言えば、もう少しインターネットやパソコンの知識やスキルを磨き、内容の充実に努めたいところです。

正月に初詣に行き、色々お願い事をされた人も多いと思います。
しかし、自分の未来は神様や仏様が決めるモノではなく、あくまで自分自身が決めるものだと思います。

そして、一生懸命努力して、その後の不足分を、神様や仏様が助けて下さると考えます。今が未来の準備をするのに良いタイミングの時です。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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