マナーうんちく話848《自分自身に贈る最高のプレゼント③》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:日常生活におけるマナー

冬を代表する牡蠣は「海のミルク」とか「海のバイアグラ」と呼ばれる位グリコーゲン、タンパク質、カルシウム、アエン等の様々な栄養素を豊富に多く含む、焼いて良し、鍋で良し、生で良しの味覚です。

ナポレオンも好きだったそうで、英語でRの付く月が良いとされていますが、日本では縄文時代からハマグリに次いで多く食べられていたようです。

海の岩から「カキ落とす」から「カキ」と名付けられた説があります。
土手鍋、グラタン、フライも美味しいですが、粋の良い生牡蠣にレモン汁をかけて食べるのは最高ですね。
シャブリのような辛口の白ワイン等が有ればなお嬉しいです。

これまで冬の食べ物の話を色々進めてきましたが、食べればいいモノではありません。

何を、どれくらい食べるかも大切です。
さらに、誰と、どのような環境で食べるかも気にかけて頂きたいものです。

日本では食べ物に関する安心・安全は徹底されています。しかも、世界屈指の「飽食の国」「美食の国」です。

食料自給率は先進国の中でも最下位クラスですが、食べ物は有り余るくらいで、量や質に置いても世界屈指でしょう。
料理番組も非常に沢山あります。

しかし、食べ方はお世辞にも褒められたものではないと痛感します。
つまり、美味しく、賢く、楽しく食べることがおろそかにされているということです。

「コケコッコ症候群」、別名「鶏症候群」という言葉があります。
「孤食」「朝食の欠食」「個食」「固食」、さらに「濃食」「粉食」等などが問題になって4半世紀になりますが、生活習慣病は増えるばかりです。

生活習慣病は、以前は成人病と言われていましたが、生活習慣に起因するので「生活習慣病」に名前が変わりました。

生活習慣病と言われる位ですから、生活習慣を改善すれば予防できるということです。
ぜひ、心掛けて頂きたいものです。

師走も残すところわずかになりました。
この一年を振り返り返ると共に、運動、睡眠、食生活等、生活のリズムを整え、元気をしっかり蓄えて、本年の総仕上げとして下さい。

日本人は世界で最も贈り物が好きな国民だと言われています。
物が豊かで平和な国だからでしょうか?

さらに、贈り物を通じて相手に思いやりの心を伝えるのでしょうか?
いずれにしても素晴らしいことですが、問題は誰にプレゼントするかです。

健康はマナーの根源を成すもので、自分への最高のプレゼントです。
先ずは自分自身に健康をプレゼントして下さいね。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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