1日1分!女子力向上マナー11≪大切にしたい同僚との付き合い方≫

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:女子力向上マナー

職場で最も大切な付き合いは、何と言っても同僚ですね。
一番気がねなく付き合えるし、肩の凝らない存在で、共に楽しい事も辛いことも共有できる仲間です。

愚痴を聞いたり、聞いてもらったり。それでいて切磋琢磨しながら、仕事の実力をつけると共に、互いに人間として成長する。
だからこそ、大切にしたい気持ちも湧いてきます。

特に女性の場合、職場は恋や恋愛や結婚に遭遇する場でもあるので、仕事ばかりではなく、何でも気軽に相談できる友人が欲しいものです。但し、特定の人ばかりと付き合う事無く、大勢の人と付き合うこともお勧めです。

さて、同僚の呼び方ですが、職場では親しさのあまり「チャン」付けではなく、「サン」付で丁寧に呼ぶ事をお勧めします。

そして、同僚とのつきあい方のポイントは「親しき仲にも礼儀あり」です。
いくら親しいからと言って、遠慮が無くなると不和になります。
親しい間柄でも最低限の礼儀は必要です。

ちなみに、ここでの礼儀とは、相手の事を想ったら自然に出る行動です。
例えば朝の挨拶。
相手に対し尊敬の気持ちが有れば、挨拶をされるのを待つ事無く、自然に先手必勝の元気の良い挨拶ができます。さらに下げる頭も、自然に相手より深くなります。

つまり、相手に敬意を払うと共に、相手に対して気配りを忘れないようにすることです。

ついつい慣れ合いになってしまって、相手に対する気配りを忘れたら、互いに嫌な思いを経験するようになり、溝が深まり、悪循環に陥ります。
とにかく、一番仲良くしたい同僚なら、大切にすることです。

加えて、互いに尊敬し、信頼し合う仲間だからこそ、絶対にしてほしくないことが有ります。
相手の陰口や悪口を言う事。嘘をつく事。約束を破る事。
さらに、プライバシーを侵害することです。

また、同僚でも、苦手な人もいれば嫌な人もいます。
このような相手こそ、避けて通る事なく、丁寧に接して下さい。
特に朝の挨拶や終業時の挨拶の手抜きは感心しません。

何もかも多種多様化している時代です。
たとえ同僚でも、人生の価値観は大きく異なります。
特に女性の場合は、恋愛や結婚、さらには出産に対する考え方は10人10色です。それにより仕事の取り組み方も異なります。

自分と異なる人生観や仕事観を持っている人を否定する事無く、そのような考え方や、生き方が有るのだ!と、相手を認め尊重することが大切です。

最後に、仕事を円滑に進めるには、出来る限り、誰とも仲良くして、多彩な情報が収集できるネットワークづくりも必要です。
しかし、全員から好かれようとしないことです。


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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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