1日1分!女子力向上マナー2≪好感をもたれる美しい所作≫
他家や他社を訪問した時、玄関先や受付、あるいは応接室に花が有ると、そこの奥様や女性社員(職員)の、心配りや品格が伺えます。
また、研修会や講演会を依頼された時に、待合室や演台の側に花が活けてあると、大変嬉しくなります。特に、地域の諸団体が主催する講演会などでは、地域住民の方たちが、庭先に咲いている旬の花を摘んできて、丁寧に行けて頂くこともしばしあります。これは感激ですね。
日本は南北に細長くて四季が美しい国ですので、一年を通じ様々な花を愛でることができます。そして、華道と言われる独特の文化を有する国です。
ところで、お宅の食卓は綺麗でしょうか?
また、食卓や部屋に花を飾る習慣がありますか?
最近、仕事や人間関係が思うようにいかず、ストレスがたまりがちだ。
どうも体調がすぐれない。
自分にとってよくないことが続いている。
そんな時には、是非、食卓や部屋に生花を飾る事をお勧めします。
生花は、手入れの仕方にもよりますが、長くても1週間もすれば枯れてしまいます。面倒な面もありますが、可憐な姿や逞しい生命力に、心がなごんだり癒されたりして気分が前向きになります。
特に食卓の花はお勧めです。
その前に、食卓を綺麗にして、花が似合う雰囲気を作って下さいね。
お一人様でも、夫婦でも、家族でも、不思議に大きな効果が期待できます。
また、家族関係がよくない場合は、食卓を整理整頓して、花を生けてみて下さい。思わぬ効果が期待できます。
私たちはともすれば、肩書や社会的地位に目が行きがちですが、ありのままの姿で凛として咲いている花は、「本当に大切な事は何か?」と言う事を教えてくれます。
職場でも家庭でも花が有ると、「まぁ、綺麗」とか、「可愛い花」等と心地良い言葉が発せられ、笑顔が漂い、親近感が湧きます。
「綺麗」とか「可愛い」と言わせるのは女性の専売特許です。
花の代わりに、燻製の厳めしい動物や鎧などが置いて有ればどうでしょう?
不必要に緊張し、思わず構えてしまいます。
だから、「綺麗」、「可愛い」、あるいは「慎ましい」雰囲気を、職場や家庭で醸し出す事が出来る女性は素晴らしいわけです。
加えて、もっと花に関心を抱き、花の名前を覚えて下さい。
野菜や木や花の名前を知っている女性は、心の美しいとても魅力的な人で、誰からも好感がもたれるし、自身も心豊かになります。
芸能人の名前を知っているより、花の名前が解る人の方が魅力的だと思います。