1日1分!女子力向上マナー6≪大人女の賢い断り方≫

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:女子力向上マナー

日常生活で公私に渡り、誘いを受けたり、依頼されたりすることは多々あります。快諾する時は互いに気持ち良いものですが、断るとなると、人間関係が損なわれるケースもあります。

上手に断れなくて、つい引き受けてしまい、後になって後悔する。日本人女性に多いタイプですね。

見方を変えれば、相手に対する思いやりの有る優しい女性、あるいは協調性に富んだ女性かもしれません。しかし、逆に八方美人だとか主体性が無いとか言われかねませんし、ストレスもたまります。

賢い大人女として、上手に断って難局を乗り切るスキルを身に付けて下さいね。
上手な断り方をランダムですが、羅列しておきます。

○先ずは、誘いや頼まれごとの内容をきちんと把握することが先決です。
例えば仕事終了後に飲み会に誘われた場合に、場所・会費・目的・参加者、時間等をキチンと把握して結論を出すことが大切です。

○次に、それを、自分としては、受けたいのか?断りたいのか?をハッキリして下さい。

○その上で、断る場合は、相手の気持ちを十分考慮しつつ断ります。
誘ってくれた人は、出来れば飲み会に参加して共に楽しい一時を過ごしたいと希望して誘ってくれます。にもかかわらず、期待にそえることができないわけですから、「申し訳ない」というお詫びの言葉を添えて下さい。

但し、自分が悪いわけではないので不必要に何回も謝る事はありませんが、言葉と態度や表情が一致するよう心がけて下さい。
つまり、謙虚な気持ちと態度が必要です。

○そして、断る理由が必要です。自分の気持ちや状況説明を簡単明瞭に。
例えば、「飲み会に参加して皆と親睦をはかりたい気持ちは山々だけど、残念ながら今夜は学生時代の友人と先約が有るので、参加できません。皆様にくれぐれもよろしくお伝えください」などとお願いすればなおいいでしょう。

○可能であれば、代案を提示するのも一つの手段です。
「今日はダメですが、明日ならOKですが、如何でしょうか?」等です。

また、即答できない場合は、返事を保留するのもお勧めですが、その場合は具体的に、「返事を○○時までお待ちいただけませんでしょうか?」とお願いすることが大切です。

さらに、一度断ったにもかかわらず、しつこく何回も誘われた場合は、ひたすら「同じ言葉」で断り続けることが大切だと思いますが、このような場合は、人間関係に亀裂が入る場合もありますので、くれぐれも注意して下さいね。


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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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