マイベストプロ岡山
平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話380≪マナー美人24「クレーム」≫

2012年11月6日

テーマ:ビジネスマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ホテルの現場の第一線で、接客の仕事に携わっていると、クレーム対応も大切な仕事になります。

特に役職が上がれば上がるほど、クレームの対応は重要度が増してきます。
クレームの対応に明け暮れる時もしばしありますが、いつものことながら、決して楽しい仕事ではありません。
時には胃が痛むことも有りますが、サービス業と言う仕事柄、避けて通ることはできません。

しかし、このことは、悪いことばかりではありません。
精神的に苦境に立てば、その時はつらいですが、後になって、優しさが身につき、人間観察力が習得できます。
そして、クレームを言う側に立った時に、どう対処すればよいか理解できます。

今巷には、マナーの本が氾濫するくらい有ります。
そのほとんどが、「クレーム」に関する内容が記載されていますが、内容は変わりません。
先ず「謝罪」、次に「状況の把握」、そして「解決策の提示」です。

そして、クレームは「言う側」と「言われる側」に分かれますが、言う側も、言われる側も、互いにマナーが必要です。

しかし、言う側のマナーについて解説している本は非常に少ない気がします。「言う側」と「言われる側」の潤滑油になるのがマナーです。

従って、「言う側」にも、マナーは存在する、と言うことを認識して下さい。
それでは、具体的に「言う側」のマナーを解説します。

先ず、クレームを言う時には、言う相手をキチンと確認して下さい。
相手がアルバイトの人やパートの人でなく、しかるべき責任ある人に言うことが大切です。

次に、自分の名前をフルネームではっきり名乗って下さい。
ちなみに受ける側は、相手が名前を言わなかったら、名前を伺っても結構です。

そして、クレームの内容を告げます。
発生した事実をキチンと伝え、相手にそのことを理解して頂き、今後の改善を促せます。

クレームを、感情的にならずに、「思いやりの心」で伝えることは、とてもいいことだと思います。

しかし、本当はクレームを伝えたいのだけど、「面倒なことはしたくない」「どうせ言っても変わらないだろう」「どうせひと事だ」、あるいは「クレーマーだと思われたくない」等の理由で、クレームを伝えない人が圧倒的に多いのではないでしょうか?

接客態度や商品が良くなくて、気分を害した時、担当者に、キチンと名前を名乗って、眼を見て、冷静にクレームが言える人はマナー美人です。
ここに、その人の品格が出ます。

なお、クレームの対応の仕方は《マナーうんちく話241と242》を参考にして下さい。






この記事を書いたプロ

平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾)

Share

関連するコラム

平松幹夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-4573-1062

 

お問い合わせはお気軽にどうぞ

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

担当平松幹夫(ひらまつみきお)

地図・アクセス

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山のスクール・習い事
  4. 岡山のカルチャースクール
  5. 平松幹夫
  6. コラム一覧
  7. マナーうんちく話380≪マナー美人24「クレーム」≫

© My Best Pro