不可思議を考えてみる1
選挙が終わり、中道とやらが大敗したとの報。
そりゃ伝わらんわ
がかねてからの印象。
仏教に関わったら、中道は常識的な言葉です。
シャカという人が出家をした時(29歳だったとな)、
当時の出家社会は、苦行コースと快楽コースの二つがメインコースだったそうな。
で、シャカも最初は快楽コースに行ってみたら、「うーん」という感じ。
で、苦行コースで6年頑張ってみたところ、
根本苦(変わることも変わってもらうこともできない苦で老若男女、国籍問わずある)からの解放を願っているのに、何で身体を痛めつけて自分を苦しめてるのさ・・
と、離脱。
当時の出家社会は、そんな彼をバカにしたという話もあります。
だから彼は独自路線を行った。これを両極を離れた中道(majjhimā paṭipadā)と呼んだそうな。
しかし、それは道無き道というわけです。でもそれは、結局簡単な道ではありません。
だから後の学者も、中道に注目しており、
「空」を仏教理論化した人(たち)も、中道を空の立場で説明しようとします。
「あるけどない」「あるようなないような」
そんな道です。
空はゼロですが、目に見えません。
ゼロはありますが、ないと困りますが、どこにあるのかと言われると、「はて」となるものです。
そのくらい中道は難しい。
確か仏教を標榜する団体が作った政党だったような。
どうしたことか、仏教を忘れたのか、少なくとも現代の政治にはなじまない名前でした。
「あるけどない政党」
冗談か皮肉みたいでした。
真面目にやってほしかったな、と思います。



