合格体験記紹介 2015年度 帝塚山大学大学院 心理学研究科心理科学専攻臨床心理学専修
私が京都コムニタスと出会ったのは、2020年6月のコロナ真っ只中でした。
友人のうつ病をきっかけに、心の複雑さを知り臨床心理士になることを決意した時でした。
大学は法学部出身だったので心理学は0からのスタートです。
当時は企業に勤めていたので、まずは独学で勉強を始めてみることにしました。
本屋さんに売っている大学院受験対策本を買い漁り勉強を始めてみるも、巷で溢れている心理学の面白い部分はほんの僅かで、
「概念が複雑すぎて理解できない」
「心理学なのになぜ統計?」
「範囲が広すぎてどこまで勉強したらいいのかわからない」
「研究計画書?!なんじゃそれ」
と挫折してしまい、1年以上勉強から逃げた後の2022年12月に仕事を辞め、コムニタスに入塾し、受験勉強に本気で取り組む決意をしました。
入塾の決め手は、
入塾前の面談の段階から、井上塾長が忖度なしにお話しして下さり、塾長と塾のスタイルに惚れた(莫大な量のコアな情報を出し惜しみなく本音ベースで話してくださる姿勢に、この塾なら間違いないと確信)
それぞれの性格や志望校に合わせた寄り添いでサポートしていただけるこの2点でした。
他の塾の面談も受けましたが、コムニタス以上に親身に寄り添ってくれた塾はなかったです。
受験を終えた今、コムニタスを選んだ自分を誇れるぐらい、塾が大好きで、コムニタスだったから合格できたと心の底から思います。
入塾したのが3月で、予定では1年間勉強して次年度の受験を考えていましたが、塾長が「今年の受験でいける」と仰って下さり、自分には無理だと思っていましたが、無事に8ヶ月(中期試験)で合格を掴むことができました。
前期試験に落ちてしまった時、塾長が「もっと塾に来てください」と仰って下さった言葉が今でも忘れられません。
一貫して「孤独になったらあかん」と言い続けてくださった塾長ですが、このときばかりは落ちた自分の無能さや無力さから孤独を感じずにはいられませんでしたが、
この一言で”落ちてしまっても、私は私のままで、ちゃんと居場所があって、1人じゃないんだ”と塾が私の安全基地になってくれていたことに気付き、すぐに切り替え中期試験に向けてギアを上げて頑張ることができました。
授業以外でも塾に通い、自習室を存分に使って1人にならないこと、分からないところは全てクリアにすることを徹底しました。
特に心理学は、範囲も広く兵教の対策が難しかったので、吉山先生に都度勉強方法を相談させてもらいながら進め、沢山質問をしました。
公認心理師の範囲は難しく苦戦しまくりでしたが、その度に吉山先生が親身になって一緒に考えてくださり、逃げたくなる気持ちや折れそうな心を支えてくれました。
「心理学が面白い!」と思えるようになったのは紛れもなく吉山先生から心理学を学ぶことができたからです。
また研究計画書は、面談を重ねる中で井上塾長が、自分では意識していなかったけど生きづらさの原因となっていた幼少期からの思考癖に気づいてくださりそれをテーマに作成しました。
塾長との出会いがなければ生まれなかった世界でたった一つの自分だけの研究計画書は特別で宝物で、受験期間中何度も自分の研究計画書に救われました。
私の受験は、落ちたところからが本当のはじまりだったと思います。
誰よりも大学院受験のしんどさを知っていて、経験しているのが塾長なので、塾長筆頭に院試経験者のスタッフの皆様全員がどんな時も同じ目線で考えてくれ、
受験の不安を取り除き、正しい思考を導いてくださったから不安に負けることなく受験を乗り越えることができました。
コムニタスの1番の魅力は、先生、スタッフの方々が生徒の魅力や強み、可能性を見つけて個人を尊重して指導してくださるところだと思います。
ポテンシャル0の私でしたが、無条件に”今のままの私”を受け入れてくださり、私にしかない強みを引き出してくださいました。
そして、最後まで”自分のまま”で勝負させてくださったことが「このままの私でいいんだ」という思考になり、受験だけでなくプライベートにおいても自分に自信を持てるようになりました。
過去の受験の局面でいくつかの塾に通った経験がありますが、無条件にありのままの自分を受け入れてくれた塾は、コムニタスが初めてでした。
ポテンシャルのある人にしか相手にしないというような利益重視の塾で辛い思いをした記憶が1番新しかったので、こんなにも温かな場所があるのかといつも感動と感謝の気持ちでいっぱいでした。
先生方とスタッフの皆様の”何が何でも合格させる”という本気の姿勢に私も火がつき、最後は塾の皆様に”合格”という形で恩返しをしたい!!という一心で勉強していました。
あと、この受験を振り返る上で忘れてはならないのは仲間(塾生)との出会いです。
年齢の枠を越えて同じ目標に向かって学生も社会人もみんな一緒になって支え合って、思いっきり不安をぶちまけあったあの日々は今となっては最高の思い出です。
試験前にメッセージやキットカットを渡しあったり合格をみんなで喜んだり、落ち込んでいたら慰め寄り添ってくれた仲間の存在は本当に大きかったです。
志しの高いみんなとこれからも切磋琢磨して一人前の臨床心理士になってコムニタスに集合するのが一つの夢であり楽しみです。
また、自習室でのコムニタスの卒業生の先輩との出会いも私の受験に大きな影響を与えてくれました。
この大学院受験において大切だったことは
①正しい努力
②孤独にならないこと
この2つに尽きると思います。
①は授業と個別の読み合わせの時間を大切にして、先生に言われたことは最低限必ずやる!です。
不安からあれもこれもと手をつけたくなりますが、時間が限られているのでしなくていいことは勇気を持って思いっきり捨てて、すべきことだけに集中することが大切だと思います。
コムニタスの先生方はこの道のプロフェッショナルなので、信頼して先生方に言われたことだけをしてみてください!大丈夫です
②は1人にならないことです。
特に社会人の方は周りに同じ境遇の方がいなくて悩みや不安を話せない状況から孤独を感じやすいのではないかと思います。
私がそうでした。
孤独からはネガティブな感情しか生まれず合格から遠のいていく感じがするので、コムニタスと繋がって沢山会話をしてください。
先生も仲間も誰も1人にしないし、させないです。コムニタスは安全基地ですよ!
また兵教合格の鍵だったのは上記2つに加え、
夏期講習に参加はマストだったと思います。(個人的に)
兵教対策・基礎心理・統計
特にこの3つは自分のレベルを確実に上げてくれた講座だったと思います。
兵教の試験は瞬発力と独特の雰囲気の中で不安に負けない焦らない力が必要になるので、
本番さながらの雰囲気で模擬試験(本番のスライドの字体や難易度も同等でした)を受けられる兵教対策は腕試しにも、自分の弱点を把握するのにも凄く為になりました。
私が1番苦戦したのは自分のペースで問題を解けない点だったので、普段から問題を解く時は時間を測って解くなど、自分の弱点を知って勉強方法に工夫を加えることは大切だと感じました。
また、基礎心理に関しては兵教以外の大学院の過去問を解いた時にも凄く手ごたえを感じたので自分の自信をつける上でもおすすめです。
長くなりましたが最後に、コムニタスは私の人生を変えてくれた塾です。
10年前の大学受験を失敗した自分を未だに許せず、自分が大嫌いでたまらなかった私ですが、コムニタスと出会い、正しい努力や思考法を教わり、第一志望合格に導いていただき、過去の自分をやっと許せることができました。
今となってはあの時の悔しさはこの院試を乗り越えるための悔しさだったのかなと思えるほどこの気持ちに感謝しています。
「自分にはどうせ無理」「またあの時みたいに落ちるかもしれない」「自分はそういう星の元に生まれたから仕方ない」という間違った思考に何度も苦しみましたが、コムニタスがそうじゃないよと証明してくれました。
29歳で流した人生初めての嬉し涙は、一生忘れません。
お忙しい中、合格を信じて合格発表を見てくださっていた塾長、本当にありがとうございます。
心理学の世界の入り口で京都コムニタスと出会えた私は幸せ者です。きっとこの道を選んだことは間違いじゃなかったんだと思います。
この先きっと大きな壁にぶち当たって悩んだり凹んだりすると思いますが、帰る場所(コムニタス)があるから、きっと乗り越えていけると思います。
コムニタスは私の安全基地です。 これから臨床心理士としての自身の夢を、必ず叶えたいと思います!
8ヶ月の受験期間とご縁をいただけた皆様との出会いは、私の人生の財産であり宝物です。
本当に、本当にありがとうございました。
ご質問等はお気軽にこちら までお問い合わせください。
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