怒り任せの愚かな行動
こちらでもお知らせしましたが、1月21日10時から心理職スキルアップ講習「動機づけ面接演習〜カウンセリング導入から依存症治療まで〜」を開催します。
今回は、その動機づけ面接について少し触れます。私は動機づけ面接に関しては素人なので、何か知見があるわけではありませんので、詳しくは講習で先生方に聞いていただければと思います。当日は、グループワークで、実践を学べますので、習得したい方は是非ご参加ください。
「動機づけ面接法」(Motivational Interviewing,以下 MI)は、米国のミラー(Miller, W.
R.)と英国のロルニック(Rollnick, S.)によって開発された対人援助理論です。
来談者中心的要素に方向指向的要素が加わった面接スタイルと言われます。ロジャースとエリスが握手したような感じでしょうか?うまくいったらものすごい威力を発揮しそうです。失敗したら、大変なことになりそうではありますが。
両価性「変わりたい、一方で、変わりたくない」という相談者の気持ちや状況を丁寧に引き出し、禁煙や飲酒など、標的とする行動や変化に関する発言を強化することで、相談者自らが気づき行動に繋がる、というプロセスを支える、というのが一般的に言われることです。
タバコなどは典型ですが
「身体に悪いことはわかっている。でも誰がなんと言おうとやめない」
という強固かつ意味不明なビリーフを持っている人にたくさん出会ってきました。
「やめたくないんですか?」
「いや、そういうわけではないんですが・・」
こんな流れで「だからどうしたいんですか?」は私の中では禁句です。
欧米では、これまでアルコール依存症をはじめとする多くのランダム化比較試験によってこの動機づけ面接の効果が検証されています。アルコールや薬物乱用をはじめ、健康増進行動、治療アドヒアランスなどの領域での有効性が示されているとのことです。また、いくつかの論文で指摘がありましたが、セルフヘルプワークや認知療法、ストレスマネジメントなどの他の治療法と組み合わせることにより、その効果はより大きくなる、ということです。
今回、加濃先生と三瓶先生は、REBTも運用されると思います。
いただいている資料では、「進め方マニュアル」「演習用フォーム」も含まれています。
実践的に学べます。依存症にも効果性が高いと言われます。依存症に関心のある方も是非参加いただけたらと願います。
京都コムニタスでは随時相談を受け付けていますので、お問い合わせいただけたらと思います。
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