『不登校でも子は育つ』
コムニタス総合研究所 第1回公開講座「今知りたいロシアと日露関係」開催します。担当の藤本からの講座概要は以下の通りです。
長期化しているウクライナ侵攻で、ロシアに大きな注目が集まっています。また、このウクライナ進攻は今後の日露関係にも大きな影響を与える可能性が高いとも言われています。しかし、改めて考えてみると、そもそも私たちはロシアや日露関係について、知っていることがあまりに少ないことに気付かされます。コムニタス総合研究所では、公開講座の初回として、ソ連政治外交史・日露関係史を専門とする講師が、ロシアと日露関係それぞれの基本的な知識や、プーチン政治の背景、北方領土問題の経緯などについて、2回の講義を行います。堅苦しい話ばかりでなく、このような時勢だからこそ、ロシアの社会や文化に触れるきっかけのひとつにもしていただければと考えておりますので、皆様ぜひご参加ください。
今、世界はとてもきな臭い方向に向かっています。日本も歴史上そうはない事件に出会ってしまいました。ロシアがウクライナを侵略しようとして半年ほどになります。このろくでもない世界で、私たちは生きていかねばなりませんが、その時私たちを守ってくれるのは、知性です。武力ではありません。範馬勇次郎のように30年くらい地上最強の生物ならいざ知らず、私たち普通の人間は、諸行無常の法則からは逃れられず、強大な武力を手にしても、必ず衰退します。「 驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し」です。「猛き人もつひには滅びぬ」です。驕っても、猛ってもダメなようです。私はこのコムニタス総合研究所を立ち上げる際に、このような公開講座をやろうと決めていました。まさかロシアがウクライナに攻め入るとは、その時は考えていませんでしたが、こんな漫画みたいなことが、日々世界で起こっています。仏教はこんなどうしようもない世の中を生きていく智慧を説きますが、私たちも何かしらの智慧を伝えていきたいと考えています。心理職大全もその一環です。仏教は、苦を取ろうとする教えです。取るには原因を知らねばならず、原因は自分の煩悩と見定めるわけですが、それを知るには自分を知らねばならず、自分を正確に知るのは実は難しいから、修行をしないといけません。それはなかなか難しいので、阿弥陀にお任せするというのは、日本では鎌倉時代というケンカのチャンピオンが総理大臣になるどうしようもない時代の話です。以来、様々な仏教が、ありますが、すべて知性を説きます。もうすぐ設立20年になります。そろそろ社会に多少なりとも資することをしたいと考えてきました。何らかの知性を、わずかでも社会に届けられたらと願って、この講座をやっていこうと思っています。是非、多くの方に参加いただけたらと願っています。
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