入学してから失敗しない臨床心理士指定大学院の選び方
神戸大学でアカデミックハラスメントがあったとのニュースが出ました。
こちら
語弊を恐れずに言いますが、大学教授がこんな人ばかりではありません。たいていはまともな人です。これは是非強調しておかねばならないことですが、一方で、こんな意味不明なハラスメントが発生するのも大学という閉鎖空間の特徴ではあります。一般に教授は、大学において絶大な権力を持ちます。日本の大学は、面白い面があり、教授が最も人数が多く、准教授、専任講師と徐々に人数が減っていく逆ピラミッド構造です。一部医学などは、教授が頂点で、准教授、講師と、徐々に人数が増えていくピラミッド構造ですが、あまり多くはありません。この逆ピラミッド構造は、批判もあるのですが、教授一人に権力が集中するのを避けるという側面もあり、必ずしも悪いことばかりではありません。それでも国立はまだ大学院では「研究室に入る」というイメージが残っており、研究室の教授は「絶対者」として君臨してしまうことは珍しいことではありません。そのため、たまにこういったアカハラ教授の存在を許してしまうことがあります。
実は、最近、当塾の生徒さんもある大学に面談をしてもらうために足を運んだのですが、とても不愉快な思いをして帰ってきました。「何でその年齢で」「学部で4年勉強してきた人と対等に学べるとは思えない」その他、その人の人生を否定する、あるいは受験しようとする気持ちを否定するようなことばかり並べられました。私はそんな大学は受ける必要はないと言いました。
(相手もそう思っているのかもしれません)
しかし、このご時世にまだこういったことを言う教授がいることに衝撃を受けました。私の考えでは、いかなることがあっても、教授はこういったことを受験希望者に言う権利はないと思っています。別に、その人の個人の考えで、この人には来て欲しくないと感じることは自由だと思いますが、だからと言って、当人に対して礼を失する、あるいは侮辱する言葉を言っても良い理由にはなりません。社会人を採らないなら、募集要項にそう書けば良いだけのことであり、それが大学の方針であると言えば、それ以上にこちらが何かを言うことはないはずです。別に、受験者の思いをくんで、応援してあげてほしいなどと言うつもりは全くありません。しかし、だからといって、わざわざ、相手が不快になることを言う神経が理解できません。大学教授は「社会的に偉い人」なのかもしれませんが、本当に偉い人は、他人を侮辱したり、傷つけるようなことを、わざわざ言わないと思います。
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