第4回公認心理師試験振り返り 問25, 26

井上博文

井上博文

テーマ:公認心理師試験対策

第4回試験の振り返りです

問25ホルモンの作用の説明として、正しいものを1つ選べ。
①メラトニンは睡眠を促す。
②インスリンは血糖値を上げる。
③副腎皮質ホルモンは血圧を下げる。
④プロラクチンは乳汁分泌を抑制する。
⑤抗利尿ホルモンは血中のナトリウム濃度を上げる。

正答が①ですが、ちょっと私には無理な問題です。私がこの問題に出会っていたら、捨てた可能性大です。メラトニンはなんとなく名前は知っているものの、正確な知識はありませんでした。
インスリンは知っていました。血糖値を下げます。

ホルモンは医療、看護の分野ではよく出ますので、こんな感じのまとまった表があると便利です。ただ、やはりホルモンの勉強はしておいた方がいいと思います。

問26くも膜下出血の説明として、最も適切なものを1つ選べ。
①脳梗塞に比べて頻度が高い。
②症状は24時間以内に消失する。
③緩徐に進行する頭痛で発症する。
④高次機能障害の原因ではない。
⑤脳動脈瘤の破裂によって起こる。

正答は⑤です。
くも膜下出血は、後輩がなりましたし、古い生徒さんの親族がこれでなくなりましたので、名前ばかりはよく知っているのですが、これも⑤と言われてみれば、「出血」ですし、そうかなと思いますが、本番で出会っていたら、正答を選べたかどうか、自信はありません。②と④はまぁ違うだろうと、思えます。障害が残ったり、なくなったりしますから、症状が消えてほしいくらいです。しかし、①と③を不当と見なすのはなかなか困難です。①はくも膜下出血のあとに脳梗塞になることもあると言いますので、くも膜下出血と関係なく脳梗塞になることを思えば、頻度が高いとは言い難いと思われます。問題は③で「緩徐」が冷静に字面を見たら「ゆるやかに」ということになります。後輩は「急にバットで殴られたみたいな痛みが来て、これは危ないと思った」と言っていましたから、ゆるやかではないと思います。と、ものすごく冷静に考えられたら、⑤を選べそうですが、「緩徐」なんて普段使いませんもん・・・と言いたくなるところではあります。


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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

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