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井上博文

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井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

第4回公認心理師試験振り返り問12~

2021年9月28日

テーマ:公認心理師試験対策

コラムカテゴリ:スクール・習い事

問12知覚の老化の説明として、正しいものを1つ選べ。
①温度感覚の閾値が下がる。
②嗅覚の識別機能が低下する。
③高音域に先行して低音域の聴取が困難になる。
④近方視力が低下する一方、遠方視力は保たれる。
⑤明所から暗所への移動後における嗅覚の順応時間が短くなる。

これは個人的にはうーん・・でした。おそらくは五感の問題ですが、言い方は悪いですが、老化ですので、衰えてくると見るべきなのでしょう。①は違うでしょう。③はコンビニで若者がたむろするのを防ぐために高齢者には聞こえないような高音をモスキート音と言いますから違うでしょう。⑤も順応時間は短くはならないと見ていいのでしょう。②か④で迷うのですが、この記事によるなら、④は逆でまず遠方視力から低下するようです。私たちの漠然とした、老眼=遠視の落とし穴でしょう。消去法ですが、②は違うところがなさそうということで、これにしてみました。


問13DSM-5の神経発達症群/神経発達障害群に分類される障害として、正しいものを1つ選べ。
①素行症/素行障害
②脱抑制型対人交流障害
③神経性やせ症/神経性無食欲症
④解離性同一症/解離性同一性障害
⑤発達性協調運動症/発達性協調運動障害

こういう問題が心理学の専門なら常識で、素人殺しの問題です。わりと簡単に⑤になるそうですが、私には無理です。こういうところで差がつきますから、Gの方は、要注意です。というよりも、DSMは勉強しておきましょう。

問14DSM-5の心的外傷およびストレス因関連障害群に分類される障害として、正しいものを1つ選べ。
①適応障害
②ためこみ症
③病気不安症
④強迫症/強迫性障害
⑤分離不安症/分離不安障害

連続DSMです。おそらくGルートの人は難易度が上がったと思うでしょうし、DやEの人は簡単だと思うと思います。①が正解のようです。私は言うまでもなくDSMは見たことあるだけです。

問15TEACCHの説明として、最も適切なものを1つ選べ。
①青年期までを支援対象とする。
②生活や学習の環境を構造化する。
③被虐待児を主な支援対象とする。
④標準化された統一的な手順を適用する。
⑤視覚的手がかりを使わずにコミュニケーションを支援する。

TEACCHは自閉症に関係する問題ということになりますので③は消えます。わりと視覚的に図式化したり、絵使ったりしつつ、生活を構造化させることが重要ですので、⑤は消えますし、②で即答かと思います。これは私でもすぐにわかりました。

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