公認心理師試験、ブループリントの使い方
第4回公認心理師試験の難易度は、私の感覚では、少なくとも第2回、第3回と比べて、それほど変わっていないと思っています。公認心理師試験の難易度は、やろうと思えばいくらでも調整ができます。例えば日本語だけで解ける問題を多くすれば点数は上がります。事例問題を簡単にしても同様です。また難しくするのはさらに容易です。これだけ幅が広ければ、いくらでもマニアックな問題を出すことができますし、ひっかけ問題を作ることも簡単です。逆を言えば、同じ難易度の問題を作るのは、かなり計画的に配分をしないといけませんので、緻密な設計がなされていると考えられます。そんなこんなで今のところ、難易度を上げることも下げることもないと考えています。今回は、
問6 因子分析による解析を計画している調査用紙の回答形式として、最も適切なものを1つ選べ。
①順位法
②一対比較法
③自由回答法
④評定尺度法
⑤文章完成法
この問題はまた統計関係ですが、5件法とか7件法とか言うものでしたかね。
④でしょう。
問7 P. WallとR. Melzackのゲートコントロール理論が、元来、対象としていた感覚として、最も適切なものを1つ選べ。
①温覚
②嗅覚
③痛覚
④触圧覚
⑤自己受容感覚
ここまで順調でしたが、私はここで躓きました。ゲートコントロール理論??と思って、私の唯一の武器である、過去の18年の研究計画書の集積があるのですが、検索すると、なんと出てきました。つまり忘れていました。その方は柔道整復師で、疼痛緩和に関する研究計画でした。残念・・・すべて記憶していると豪語したことがあるのですが、年のせいでしょうか・・・残念です。ということで③だと思います。
問8 大人の攻撃行動を観察していた幼児が、その後、同じ攻撃行動を示した。この過程を示す用語として、最も適切なものを1つ選べ。
①洞察学習
②モデリング
③嫌悪条件づけ
④シェイピング
⑤オペラント条件づけ
これはわかりました。「観察」がヒントです。モデルを観察して代理経験をするというやつですね。大人は子どもに見られていることに気をつけましょう。たぶん知らなくても問題文をよく理解したら②が出てくるのではないかと思います。比較的簡単な問題かと思います。
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