第5回公認心理師試験への質問が増えています

井上博文

井上博文

テーマ:公認心理師試験対策

第4回公認心理師試験まであと1ヶ月と少しです。受験される方は、追い込みの時期ですので、可能な限り時間を確保して勉強しましょう。何度も言ったことですが、この公認心理師試験は、とにかく幅が広いので、偏った知識だけでは合格は難しいと思われます。幅広い知識をいかに効率よく身につけるかが、合格のポイントになります。そのため、どちらかというと、得意技を特化して伸ばすというよりは、どうしても無理な分野を外すという選択はせざるを得ないと思われます。ここまで来ると、合理的に138点以上を取り切る戦略を立てることが合格につながると言えます。

一方で、第5回公認心理師試験まで、あと1年を切っています。受験することをお考えの方は早めの準備が必要です。この試験で公認心理師を取っておかないと、また学部から単位を取り直さないといけなくなりますから、確実に合格できるように準備をしたいところです。
当塾ではトータルサポートを行っています。第5回試験をもってGルートからの受験は終了しますので、かなりの人数の受験があると思われます。主な受験者は臨床心理士があと1万人くらい残っていますので、全員の受験はないものの多く見積もって半分程度、Gルートは第4回試験の合格者数次第ですが、見込みでは1万人程度、あとEルートが1,000人くらいが見込まれます。本当は2,000人くらいはいると思いますので、最大2,000人と、最大1万7千から2万人以内くらいの受験者が見込まれます。受験者数は合否にさほど影響はありませんが、情報としては必要です。

問題はどのようにして6割の138点を取るか、ですので、思考のウエイトをそちらに向ける必要があります。これは何度が述べてきました。
こちら
第5回試験を受ける人は、もう少し時間がありますので、138点を目指すのはリスクが高いですので、もう少し上の7割、160点くらいを目指すのが妥当ではないかと思います。7割を取るために、何が必要かを今のうちにしっかり計算するわけですが、過去問を見て、模試を何度も受けることが推奨されます。模試を受けておくと、どのような分野が点を取れるのか、取れないのかがかなり明確になります。特にGルートの人は「分野」といわれてもはっきりわかならいと思います。記憶に関する問題が出たとして、それがどの分野なのかを理解するだけでも時間がかかります。模試はそのような分野が一目瞭然という形になっています。まずは模試から勉強しましょう。模試で勉強をすると、「確実にわかる」「なんとかなる」「どうにもならない」に分けられます。今は、考え方次第ですが、個人的には「なんとかなる」分野を徹底的にリストアップすることを考えます。それを起点に勉強をするのが点数につながりやすいと見ています。
また事例問題は言うまでもなく重要ですので、数をこなしておきましょう。事例問題は、年々難しくなると予想しています。やはり量が重要です。


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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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