公認心理師試験受験資格なしの通知が来ている人が増えているそうです
公認心理師試験受験申込時における調査・アンケートの結果が公表されており、ここしばらく、その数字を眺めていたのですが、受験票を受けた人の現在の職業について、以下の通りになっていました。
【1】臨床心理士 3,900 人 26.61%
【2】臨床発達心理士 765 人 5.22%
【3】学校心理士 746 人 5.09%
【4】教員(幼稚園~高等学校) 4,480 人 30.57%
【5】教員(大学・大学院)※職種として 725 人 4.95%
【6】特別支援教育士 694 人 4.73%
【7】医師 108 人 0.74%
【8】看護師 902 人 6.15%
【9】保健師 371 人 2.53%
【10】精神保健福祉士 1,817 人 12.40%
【11】社会福祉士 1,667 人 11.37%
【12】介護福祉士 598 人 4.08%
【13】作業療法士 110 人 0.75%
【14】保育士 1,016 人 6.93%
【15】その他 2,955 人 20.16%
【16】特になし 1,923 人 13.12%
という結果でした。
最も多かったのは、当塾の模試でも同様の結果が出ていましたが、教員でした。30%を超えており、おそらくは、この人たちは臨床心理士を保有している人は少ないので、臨床心理士と教員だけで半分を超える数字になりました。第2回試験の結果は、
D1が1,879人合格で23.9%、合格率は53.6%。
Gが 4,728人合格で60.1%、合格率は 41.8%。
私は臨床心理士の受験者数を3500人程度と予測しましたが、もう少し多かったようです。
Gは11300人ほどが受験していると考えられ、そのうち教師は4500人とすると、ほぼGの40%が教師ということになります。単純計算でそのうちの40%ほどが合格したとすると、1800人ほどで、残りは2700人程度です。もちろん、今年初めて受験する人もいるでしょうから、やはり最大5000人前後の教師が今年も受験すると思われます。
また
あなたのこれまでの勤務領域をお答えください。(複数選択可)
という項目では、
【1】保健医療 5,665 人 38.65%
【2】福祉 6,581 人 44.90%
【3】教育 7,512 人 51.25%
【4】司法・犯罪 1,062 人 7.25%
【5】産業・労働 2,028 人 13.84%
【6】その他 614 人 4.19%
教育が半数以上をしめ、あとは医療、福祉がつづきますが、この3者で100%をこえますから、ほとんどの受験者がこのカテゴリーに絞られていると見て差し支えないでしょう。その中でも臨床心理士の数が少ないのは教師ですから、教師は比較的Gルートで受験する人が多く、それだけ現場での需要が増えているということがわかります。
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