今年の4月の勉強方法(続)
はやくも1月が終わってしまいました。
言っているうちに2020年もすぐに終わってしまいそうですので、早め早めに動かないといけません。そしてさらに追い立てられるという循環で、人がどんどんいそがしくなってしまいます。今年は至るところで桜、桜と報道され、また暖冬で気温も高いので、すぐに桜が咲きそうな雰囲気があるのか、どことなくせわしない感じがします。昨年購入した、ヒーター付きの手袋やジャケットが、競うように寿命となったようで、諸行無常をこんなところでも感じていますが、そのサイクルのはやさに驚いてしまいます。
当塾では、大学院受験が間近です。この時期は、私たちにとって、新規の生徒さんを迎えつつ、大学院受験生の出願書類を作りつつ、面接対策をしつつ、討論対策をしつつ、学科の追い込みの時期でもあります。受験生の人たちは、あっという間に試験が始まります。必修では、今は面接対策を中心に話しています。「面接対策とは」という言い方をすると、その定義はたくさん言えますが、要は、日常生活、普段の考え方が、隠しようもなく出ますので、日常をしっかり意識した生活をしていかねばなりません。もちろん、社会倫理的生活をしろと言うわけではなく、合理的かつ事実にそった、根拠の明確な考えに基づいた生活、程よいバランスをいつも整えた生活、余計な不安、怒りなどとは縁遠い生活。こんなところが重要だと思います。そうでなくとも、不安でしんどい時期です。不安が雪崩式に襲ってきて、それに飲み込まれないようにしておける身体を作っておきたいものです。
2月の勉強方法は、まず、受験生の人の追い込みについてですが、英語と専門科目と面接対策の三種を均等に勉強することが必要です。できたら一日の半分以上を勉強時間にして、集中して欲しいと思います。文字どおり寝る間を惜しむ時期です。受験2日前くらいまで追い込めれば、当日は程よい状態を保つことができると思います。要はしっかり時間をかけることです。不安が多いと、結局余計なことを考える時間ばかり増えて、何も行動に反映されないまま時間だけが過ぎますし、成果も得られません。反対に、時間をとれるということは、たとえ仕事があっても受験に集中しており、邪念が少なくなるのです。
また、9月受験の方は、今はもちろん基礎を固める時期です。基礎とは最大情報量を指しますので、とにかく情報収集力を身に付けようと意識することが必要です。辞書をしっかりひけるようにしておくこと、論文をしっかり集めて読む練習をしておくことが重要です。そうは言っても、焦る必要はありません。日常生活を、研究や勉強を中心にして、身体をそれに慣れさせてしまうこと、生活そのものにしてしまうことが、今最も必要なことです。
今年は第3回公認心理師試験が6月にあり、すでにあと5ヶ月を切ってきました。そのため、公認心理師試験対策講座は順調に進んでいます。2月には第1回模試もあります。しつこいようですが、あっという間に時間が過ぎますので、早いうちに是非見ていただけたらと思っています。今年はさらに第1回、第2回試験の問題を踏まえた形で提供できますので、よりよいものになっています。当塾所属の講師陣は、皆公認心理師試験に合格していますので、より、説得力の高いものになっていると思います。できるだけ、当塾での説明会も増やして、合格者の声として、あるいは公認心理師の声として、直接お話できる機会も増やしていきたいと思っています。
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