第3回公認心理師試験の合格率
⑬ 障害者(児)の心理学
この項目は3%の出題率になっています。多いとも言えず、少ないとも言えずなのですが、障害に関わる分野は他の分野との関わりが多くなります。例えば⑰の福祉心理学の分野でもたくさん障害というワードが出てきます。福祉は9%です。また例えば発達障害というワードなら、合理的配慮も考える必要がありますので、教育とも関係はあります。また次の⑭心理状態の観察及び結果の分析という公認心理師法にも関わる分野のキーワード、ICD-10、DSM-5が重なっています。そうなると、3%という見方よりも、他の分野との連動をよく見ておきたい分野だと言えます。様々な分野につながるハブのような分野です。このような時にブループリントは有用ですので、うまく活かす方法の一つと言えるでしょう。ブループリントの変更点はありません。
第2回試験では2問でした。
問97 合理的配慮、正答率84.7%
問129 応用行動分析、正答率36.9%
繰り返しになりますが、この⑬のキーワードは他の分野とも関わりますので、単体で見るというよりも、連動させてみることがむしろ重要だと考えられます。
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