あらためて公認心理師法:罰則
北海道試験問43
いじめ防止対策推進法におけるいじめの定義として、最も適切なものを1つ選べ。
という問題が出ました。いじめに関しては、ブループリントにも当然出ています。このいじめ防止対策推進法は、ブループリントにそのまま出ていますので、もちろん今年も重要なワードであることに間違いありません。
選択肢は以下の通りです。
① 自分よりも弱い者に対し一方的に与える身体的・心理的な攻撃であること
② 身体的・心理的な攻撃が継続的に加えられ、相手が深刻な苦痛を感じていること
③ 一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じていること
④ 一定の人的関係のある他の児童生徒から、心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを含む。)を受け、それによって心身の苦痛を感じているということ
正答は④です。公認心理師過去問詳解 2018年12月16日試験 完全解説版によると、正答率は90%を超えていましたので、選択肢としては難問とは言えなかったと思います。私もできました。
ただし、この問題も選択肢によっては、どんな問題でも作れますので、法律の知識が不可欠ですので、しっかり読み込んでおくべきです。
今回の選択肢は、正解探しというよりは、間違い探しになります。結果として、④だけが間違いがないと言えるでしょう。ただし、あくまで法律上の定義ですので、それ以外の定義に沿ってしまうと間違いになります。
いじめ防止対策推進法のいじめの定義では、「いじめ」とは、「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」とする。となっています。
ポイントは「インターネット」でしょう。
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