公認心理師試験と日本語力
この質問は本当によくいただきます。4月に入り、受験をお考えの方は、勉強モードを作り始めるわけですが、いざ勉強を始めると、最初のモチベーションで昨年の問題を見た時に、「かなり難しい」「よくこんな問題で8割近くが合格したな」と思われるというお話も聞きます。どうしてもモチベーションが、そこに適応していないと、かなり難しく感じる問題だと思います。
しかし、何度か言ってきましたが、今年の問題の難易度は、昨年に比べて上がると見込んでいます。すでにかなりの人数の臨床心理士が公認心理師の資格を得ましたから、これより先は、難易度を下げる必要性がないこと、昨年は全く情報がない中でも試験でしたから、私のような素人が見ても瞬時にわかる問題も少なからず含まれていましたが、今年は、問題作成者からしても、かなりの情報が得られたわけですから、難易度のポイントが見えてきたこと、前回も述べましたが、得点率は元々決まっている6割、それに合わせた問題の難易度を想定していくとすると、問題を難しくしていくことが効率的です。他にもありますが、これらの点から、まず今年の問題の難易度は昨年より上がることが予想されます。
ではどうやって難易度を上げるのかが重要なポイントになります。昨年の傾向からわかることは、この公認心理師試験は「選択肢重視」の問題が多いということです。難易度が低い場合、極端な言い方をすれば、問題を読まなくとも、選択肢の中に極端な文言が入っており、選択幅を狭めることができる問題がありました。逆から言えば、難易度を上げる場合は、例えば、年数を問う問題を作って、迷いやすく、疑心暗鬼になりやすい問題を作れば容易に難易度が上がります。私個人の予想では、難易度の高い問題をたくさん作るというよりは、難易度の低い問題を減らすのではないかと思っています。それだけ正確な知識を問う問題が増えるのではないかという予想をしています。
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