今年の公認心理師試験の合格率予想

井上博文

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テーマ:公認心理師になるには

最近受ける質問に「今年の公認心理師試験の合格率はどのくらいですか?」というものがあります。もちろん、予測ということになりますが、多くの方は少なくとも昨年9月9日試験の79.6%よりは下がるとお考えでしょうし、おそらくそうなると考えられます。出発点はここからになります。
昨年度の受験者及び合格者の内訳に関することはこちらに書きましたので、ご参照いただけたらと思います。
もちろん、重要なのは今年の試験に関することです。参考にすべきは北海道試験になります。北海道試験は、9月9日試験に関係する情報が、解答も含めてすべて出た上で、試験が行われましたので、今年の試験は、やはり北海道に準ずると見るのが妥当です。その意味で、私たちは北海道試験を重視して、問題解説を作ることに力を注ぎました。
公認心理師過去問詳解 2018年12月16日試験 完全解説版

北海道試験は受験者数 1,083 人、合格者数 698 人、合格率 64.5%でした。そもそも公表されていることとしては、合格者数でも合格率でもありません。得点率として6割ということです。配点のマジックがありますので、両者に全く関係がないかといわれると、そうでもないかもしれませんが、基本的に6割以上とれば合格に近づくのは今年も同じだと思われます。それでもこれからはこの60%台というのは目安として重要数字になろうかと思います。言い換えると、得点率は元々決まっている6割、そして合格率も6割を目指した問題になってくるということです。そしてそれに合わせた問題の難易度を想定していくのだろうと思われます。要するに少しずつ問題が難しくしていくことで、得点率6割、合格率6割程度という数字を目指したテストになっていくだろうという予想で、おそらく今年からそれに近くなるのでないかと思っています。私個人の予想では、最大3万人程度の受験者が潜在していると思われますが、合格率は7割未満で、合格者数は2万人を切るくらいと見込んでいます。




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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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