現任者講習#2
「公認心理師国試、大卒の施設要件に介護医療院追加 厚労省などが省令を告示」という情報が出ました。
こちら
引用しますと、
「厚生労働省と文部科学省は、公認心理師法施行規則を改正する省令を3月30日付の官報で告示し、4月1日から適用した。介護医療院の創設に伴う措置で、大学卒業後、介護医療院で一定期間以上、心理分析などの実務経験を積めば、公認心理師の国家試験を受けられる」
とのことです。
「公認心理師の国家試験の受験資格を得るには、省令で定めた科目を大学や大学院で履修することが必要だ。ただし、4年制の大学を卒業後、一定期間の実務経験があれば受験できる」
とありますが、これは少し誤解を招くかもしれません。おそらくBルートのことを指しており、学部で指定の単位を取って、卒業しないといけないルートです。このルートは、大学院に行かずに実務経験を経て国家試験を受けることができます。そのための施設の一つが介護医療院なったということのようです。
定められた施設はこちらを参照ください。
「実務経験の施設要件については、大学院で心理学を学んだ人と「同等以上の専門的知識・技能を修得させる施設」(厚労省)となっており、▽病院▽精神保健福祉センター▽介護療養型医療施設▽介護老人保健施設―などが該当している」
とも記されており、これからも、施設が増えていくと思われます。現在、経過措置期間ということになりますが、現時点で学部の単位のない人は、公認心理師を取るためには、学部に入り直すしか明確な道がありません。また、各大学とも3年次編入後のカリキュラムの整備がなされていませんので、今のところ編入をしても、単位が取れるかどうか、定かになっていないことがほとんどです。そのため、私は、まずは、臨床心理士指定大学院に入り、臨床心理士になって現場に出ることをおすすめしています。その上で、いずれ整備されるであろう、通信の学部に編入し、公認心理師の学部の単位を取り、卒業し、このような施設で働き、公認心理師試験を目指すのが良いと思っています。時間はそれなりにかかりますが、学部一年からやり直すよりは、現時点においてはリーズナブルではないかと考えています。
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