学生のうちにやっておけばよかったことは何ですか?
京都学園大学に新たな工学部設置構想がスタートというプレスリリースがありました。京都学園大学に工学部と大学院工学研究科ができるということです。京都学園大学は、太秦キャンパスが新しくでき、さらに看護学を設置し、次々と手を打っている大学です。そして、今回のニュースです。今回、私が最も気になったのは、永守重信氏(日本電産株式会社 代表取締役会長兼社長)が、来年、学園大の理事長になり、大学名変更も検討されるというところです。日本の大学もついにこの日が来たかという印象です。私自身は、異業種交流会などでは、日本の大学も民間の経営感覚が必要で、民間人の経営者が、既存の大学を経営すべきだと言っては来ました。しかし、その民間のイメージは、せいぜい塾など、教育産業のことを指していました。
この構想が吉と出るか凶と出るかは、全く予測がつきません。しかし、民間で、大学を買いたいと考えているところは、実はたくさんあります。私自身、このニュースは、私が学園大のホームページを確認して知ったのではなく、別々の複数の企業人から情報をもらい、「これってどうなの?」と意見を求められたことで知りました。
少子化の時代、大学の生き残り方は、多種多様です。いわゆる有名大学は、どんどん肥大化しており、バブル然としています。私個人の意見としては、今以上の肥大化は絶対にやめるべきで、中身をもっともっと充実させることを考えなければなりません。4年間でどんな人材を育てるのか、誰が見てもわかるようにして、結果にコミット(勝手に使ってすみません)していくことが重要です。4年でこんな教育をして、それを受けた学生がこう育ち、こんな企業、または大学院に進み、さらにこうなっていった。と4年プラスアルファの後追いをしながら、学生の行く末を見ていくシステムを大学は作るべきです。学部で難しいなら、せめて大学院でそのようにしていくべきです。大学が学生の行く末と結果に興味をもって責任を持つようになると、いずれ社会にまで変化をもたらすと信じています。それが民間の血が入った方がいいのか、否かはわかりません。でも、私は大いに期待しています。
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