4月の勉強方法-テーブル作り

井上博文

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テーマ:勉強方法

いよいよ4月です。先日まで当塾に来られていた方が、もう入学したと連絡をいただきました。怒涛のように日が過ぎていきますが、着実に次の入試が迫っています。いきなり嫌なことを言いますが、私たちが手がける受験は、基本的に短期集中型の人が大半をしめます。4月になると、9月入試まで半年しかありません。残り3ヶ月くらいになると、「まだ3ヶ月もある」と言うのですが、それはある程度勉強をしてからの話になります。現時点で、全く経験のない人は、早めに下地作りが必要です。下地作りとは、まず情報を乗せる土台を作ることです。これを一般にテーブルと言います。このテーブルの上にとりあえずたくさんの情報を乗せます。いわゆる「点」を増やすのです。この点が線で結びつくと記憶ができたり、知識になったりします。それにはどうあってもある程度の時間を要します。そのため、当塾では質の良いテーブルを作るために基礎の基礎に目を向けることもよくあります。例えば、英語だとあらゆる種類の疑問文を作る練習は必要です。代名詞の格変化も、I my me mineだけ言えるという状態ではなく、例えばfor meとfor I am…の違いをうまく説明できるようにしておくように、要するに使えるようにしておくことも必要です。
このようなテーブルを作るには、カリキュラムとやらをこなしてもあまり意味がなく、消化できないくらい豊富な情報量を一気に受け取ることを繰り返す方が妥当です。そのような環境に身体を慣らすことが重要です。豊富な量と高い質の情報を全部乗せきるキャパの大きなテーブルを作ることを意識しましょう。


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専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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