アンガーマネジメントを習って来ました

井上博文

井上博文

テーマ:REBT 論理療法

マイベストプロランチセミナーがあり、時間を確保できましたので
参加して来ました。今回のテーマが
 “「怒り」の感情を上手にコントロールするアンガーマネジメント”
ということで、REBTにも通じるところが多く、是非学びたいと
思っていました。
講師は井上泰世先生(オフィス ナチュラリティオーグ)
http://mbp-japan.com/kyoto/coaching/
で、コーチングのプロとして登録されている方です。

REBTは怒りも含む不健康でネガティブな感情を
健康でネガティブな感情に変えるところが最大の見せ場です。
私はこの健康でネガティブな感情に感動して、REBTを始めました。
仏教の考え方そのもので、それをアメリカ人のエリスが考え出した
ところにも強い興味をひかれました。

アンガーマネジメント、つまり怒りの管理は、
怒りをなくしてしまうことではないそうです。仏教は、
スマナサーラ長老の本にもあるように「怒らない事」を推奨します。
REBTは多少の怒りは否定しません。絶対に怒ってはならない、と
考える方がイラショナルなビリーフと見なしますので、
まず、そのビリーフにアプローチをかけます。
アンガーマネジメントは、まず怒りの気付きから始まります。
とても面白かったのは、スケールで怒りの強さをはかることです。
これはREBTでもやるのですが、アンガーマネジメントの場合は、
最大の怒りを10段階の10として、これを「人生最大の怒り」とします。
そうすると、夫婦喧嘩や、子どもが言うことを聞かない、といった
どちらかというと日常的な怒りは、人生最大ではないという現実に気付き、
そんなに怒らなくてもいいか、という方向に思考を持っていくことが
できるということです。私も2月に近年最大級の怒りがありましたが、
(あえてコラムのリンクははりません)
人生最大ではありません。

今世界はグローバルの名のもと、自国以外のことに、巻き込まれざるを得ない
時代です。これはそんなにハッピーなことは多くないと言えるでしょう。
より多くの駆け引きと、武力による威嚇と恫喝。これに巻き込まれると
いつの間にか巻き込んだ側になっている。こういった負の連鎖の
地域は、ウクライナにせよガザにせよ、たくさんあります。
為政者、権力者になるには、このアンガーマネジメントの達人に
なってから、というルールでもできればいいのになと思った次第です。
時間が合えば、本格的な研修も受けてみたいと思っています。



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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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