研究計画に行き詰まりを感じた時にやるべきこと

井上博文

井上博文

テーマ:実は難しい研究計画作成方法

大学院入試において研究計画は非常に重要です。
京都コムニタスのような塾や予備校の存在意義は
こういった書類をゼロから完成まで、一緒に作り上げる
ところにこそあります。授業だけ演目をこなすことは
何も意味をなしません。

ちょうど7月の今の時期、当塾では、研究計画作成のため
多くの生徒が列をなしています。最近はネットの
技術が格段によくなっているので、自宅のPCで打ち込めば
塾のPCでそれを見る方法も複数あり、非常に便利です。

長年、たくさんの人の研究計画を見ていると、様々な傾向も
見えてきます。時代の変化も見えてきます。逆に変わらないものも
たくさんあります。この時期は、兵庫教育大、鳴門教育大の
出願が迫っていますので、出願する人は、連日夜中まで
かかって進めています。
出願直前の学校の場合は、もう迷っている場合ではないのですが、
多くの学校はまだ時間がありますので、まだ迷う時間があります。
今が一番の迷い時とも言えます。私がいつも
「ハンバーグカレーの法則」と呼んでいる喩えがあるのですが、
これは、結局、ハンバーグなのか、カレーなのかという問いかけです。
ハンバーグならカレーソースがかかったハンバーグですし、
カレーなら、カレーライスにハンバーグが乗ったものですので
全く違った料理です。つい、名前が先んじて、料理のイメージが
できていないことはよくあります。この時期、私の
「で、ハンバーグかカレーか?」という問いかけは、
生徒にとっては、心が痛い問いですが、ここを乗り越えてもらわねば
なりません。この時期、面白い現象も起こりやすいのですが、
見事にハンバーグとカレーを折衷してくる人もいます。
でも、それは料理として考えた場合、ハンバーグともカレーとも
言えない代物で、「残念!」といったところです。
困った時は、ハンバーグなのか、カレーなのか、どっちに
ウエイトを乗せようとしているかを決めることです。



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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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