神戸市看護大の助産師養成が大学院に移行します
日本人生哲学感情心理学会第18回大会に行ってきました。
今回はどうしても一日しか参加できないのが残念でしたが、
理事会に出るため始発新幹線で行きました。
楽しみにしていたのが、医師の磯村毅先生の基調講演でした。
磯村先生は『二重洗脳』という依存症や禁煙関係の書籍として
秀逸との評価のある書籍を出されています。
たばこやアルコール依存の医学的メカニズムについて
最新情報とともに詳細かつわかりやすく書かれており
依存に興味のある方は是非手にとっていただきたい本です。
講演では甘いものへの依存、携帯電話、とりわけ子どもの
「ライン」への依存における脳のメカニズムについてのトピックは
衝撃的でした。私たちはなんとなく携帯を他者との会話中や食事中に触る、
という行為は良くない行為で、相手に対して失礼にあたるくらいの
考えしかありませんでしたが、それを手放せない人に着目した場合、
「手放せなくなっている」ということに気づけそうで気づけません。
うつ病に対する私たちの何となくの理解に近いかもしれません。
この気づきの重要性だけではなく、最新の医学研究成果と内容を次々と出され、
依存の脳のメカニズムについて興味深い話がなされました。
昨年度、禁煙に関する研究を志して奈良女子大学大学院にすすまれた方が
おられました。合格速報はこちら
その関係で、禁煙に関する勉強は私も結構したのですが、
かなり考え方が変わりました。私はたばこを吸わないので、
(吸った経験もありません)
吸う人の気持ちをあまり考えたこともありませんでした。
だから他人がたばこを吸うことにあまり否定的ではありませんでした。
それはどこかで自分の健康は自分の責任だからと考えていたからであって、
ストレスが解消されるならば、別にいいじゃないの?くらいに考えていました。
しかし、この『二重洗脳』によれば、ストレスは解消されるどころか
余計にたまるし、幸福感も得られないことが示されています。
言われてみれば全くその通りかもしれません。少しずつ考え方を
変えていく必要があると思いました。
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