REBT入門コースに行ってきました

2014年5月26日

テーマ：REBT 論理療法

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

東京までREBT入門コースに講師として行ってきました。
最近、山口に行ったり、移動ばかりしていますが、
新幹線で本を何冊か読めたので（小説まで）、
良い気分転換にもなったように思います。
とは言っても今回は仕事で行っていますので、それなりに
気合いを入れていきました。

REBTを学びたいという方は最近増えており、
日本人生哲学感情心理学会の会員数も年々増加しています。

時代のニーズに合っているのかなという印象を持っています。
このコラムを見て、来られたという方もおり、私としても
うれしいことでした。

こういった技法を学びに来られる方は、モチベーションが高く、
非常に熱心であることが特徴です。
入門コースでは、ABC理論の概説を基本とします。
私はとりわけB-C関係の説明に力を入れます。B（ビリーフ）を
原因としてC（結果としての感情）が発生するという
メカニズムは、エリスの組み立てたこの理論の真骨頂と言えます。
人間の思考と感情のメカニズムを理論的に導くことができる技法は
あまりないと思います。
また、この技法のメリットは、自分の感情に着目して、
意識することによって、それを言葉で形にすることができます。
そうすることで、普段あまり気にしない無意識的に感じていたり、
自分なりに精一杯処理している感情にせまることができます。
こういった感情を自分で感じることによって、感情は自分の思考が
生み出す人工物であることにも気づけます。人工物である以上、
これを変えることも可能であることにも気づけます。
さらにREBT理論を駆使すれば、その感情の発生源である
思考（ビリーフ）にも気づくことができます。
こういった自分の感情に関連する気づきがたくさん得られることを
意識した講義になることを意識して、一日講義をしてきました。
また京都でも7月に入門コースをする予定にしています。
正式に日程が決まれば、ホームページでお知らせします。

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