社会人が小論文を書くときのコツ
プロ選手のセカンドキャリアに関する記事を見ました。
この記事で、横綱日馬富士と元プロ野球選手の桑田真澄氏が大学院に進むことが
書かれています。とりわけ桑田氏は私たちの世代が子どものころ
甲子園をわかせ、その後プロでも活躍した言わずと知れた名選手です。
私も食い入るようにテレビを見ていました。
桑田氏は、現役選手のころから、勤勉であることは評判でしたが、
引退後、早稲田大学の大学院で修士号を取り、今度は東大で
さらに研究をされるそうです。
以前、大人の学び直しというコラムを書きましたが、
その時は
「意欲さえあれば、いくらでも新しいことを学べるのです。
スポーツの場合は、そうはいきません。
体力は一流スポーツ選手でも、40歳を過ぎれば
確実に低下しますし、そこから新しいスポーツを始めるのも至難です。
しかし、学ぶことにそのようなことはありません」
などと書きました。そのスポーツ選手が大学院で学び、また別の道で
自分を磨こうとされている姿に感動します。
「セカンドキャリア」という言葉がありますが、プロで脚光を
浴びた選手が、また別の道で、自分を磨き続けることは、決して
簡単なことではありません。
アメリカでは、プロスポーツ選手のセカンドキャリアは非常に
注目されており、多くの選手が大学院に進み、新しい道に進むと言われています。
日本では、「新卒」という言葉があり、就職をするには
新卒の方が有利という実態は確かにあるようです。
だから、就職がうまくいかなかった場合、あえて卒業せず、
5年生になって、「シューカツ」をし直す学生もたくさんいます。
しかし、大学院に進んだ場合、新卒だけが道ではないことに気づかされます。
確かに、横綱やプロ野球選手など、誰でもなれるわけではありませんので、
ある意味特殊能力を活かして学ぶことは可能ですし、その後のセカンドキャリアの
設計図も描きやすいかもしれません。しかし、元プロ選手といえども、
一から勉強をして、入試に合格し、論文作成のための調査をし、学位を
授与されるまでの過程は大変なものです。しかし、その先には、
無限に道が広がる感触を得られるのではないかと思います。
その意味で大学院に進むことは夢があることだと私は思っています。
単に大学を出て、「シューカツ」システムに乗り、そして就職をしたものの
その後、もう一度学び直し、セカンドキャリアを得たいをいう人が増えるのが
当然の社会になってきているのだと実感しています。
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