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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

臨床心理士指定大学院昨年度入試の倍率

2013年6月27日 公開 / 2013年6月30日更新

テーマ:各種情報

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

当塾のホームページに昨年度の臨床心理士指定大学院
の昨年度入試の倍率を掲載しています。
http://www.kyoto-com.net/html/qa-bairitsu.htm
初めて受験を意識した方は、倍率についてはかなり気になる
情報になると思います。全体を見渡して倍率だけを見れば、
2倍から3倍の間ですが、倍率だけを見るというよりは、
合格者数をよく見ることが重要です。
それによって少人数かどうかを一目で判断することができます。
なんと言っても、たくさん合格させる大学は受験はしやすい
と考えています。いかに倍率が低くとも、2人、3人しか
合格させない大学は受験させにくい大学と判断しています。
そういった大学は、人数の確保よりも、学力水準を重視している
可能性が高いからです。

また20名以上合格させる大学が、どの程度受験者が
集まるかを見ることで、その大学の教育の規模をはかる
ことができます。30人規模になるということは
臨床心理士指定大学院としては大規模だと言えます。
見方を変えれば、それだけの教員数と施設を保有している
ということになります。
少人数が良いか、大人数が良いかは個人の好みですので
どちらでも良いと思いますが、大切なことは自分に
合った環境を選び、その受験対策をたてるために
倍率をチェックして、挑むのが妥当です。

倍率からは見えないことは、内部生確保を重視している
大学とそうでない大学との差です。内部生確保を重視
している大学は実際の倍率よりも高倍率を想定しておく
必要があります。ただ、近年はそのような大学は
減少傾向にありますので、それほど気にする必要は
ないと考えられます。

数字はどのようなものであっても、参考資料です。
あまり振り回されすぎず、うまく利用するのが妥当です。


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