REBT大会に参加して来ました

日本人生哲学感情心理学会年次大会に参加してきました。
今年は福島県会津若松で行われました。






折よく(悪く？)大河ドラマで盛り上がっているようで
多くの観光客で賑わっていました。明日は白虎隊
だそうです。残念ながら一度も見ていません。
私は仕事が満載状態で、初日少しだけ参加し、
あとは理事会に出て、早々に帰途についています。

昨日会津若松駅についたのが夜10時手前でしたので
朝早くチェックアウトして、二時間ほど歩いて周囲を散策しました。
いくつかの店に入っていろいろ話を聞いて見ましたが、
復興はまだまだと感じている人が大半だということです。
(余計ですが、東北新幹線は東京行きが上りということを
初めて知りました。というより意識しました。)

阪神大震災の時もそうでしたが、復興は元に戻ることではなく、
全く新しく生まれ変わる面と、失われたコミュニティやつながりを
回復させるという、ある種の矛盾のような側面もあり、場合によっては、
本来なかったはずの軋轢が生じ、新たなストレスが生まれます。
本当の復興はまだこれからだということです。原発事故が本当に大きな
足枷になっていることは言うまでもありません。

会津若松は内陸部ですので、原発事故の影響は少なく、
後方支援的役割が期待されており、いまだにてんやわんやの状態だとも
聞きました。遠く離れた京都にいると、何も見えていないということを
あらためて気づかされます。
各駅停車の電車に乗っていると、当たり前のように美しい風景が
見えます。





このような風景が失われたところがあるということが
残念でなりません。それでもめげずに徐々に時間を
かけて復興していくのだと信じています。


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