怒り任せの愚かな行動
今、必修の授業では、REBTの説明を
して、受験までの生活にどのように
運用すればよいかについて話をしています。
REBTは、私が思うに、生活の至るところで
役に立ってくれます。私自身もこれを
学んでおいて良かったと思ったことは
何度もあります。
受験において、精神を良い状態に保つことの
重要性は誰でも知っています。しかし、その
具体的な方法については、民間療法的な
ものが大半かなという印象が強いです。
受験及びその勉強中において一番邪魔なのは
REBTが言う「不健康でネガティブな感情」で
その中でも、不安、怒りなどは百害あって
一利なしと言えます。私は少なくとも受験において
「不安力」なるものは信じていません。
また、REBTは考え方、見方、捉え方を変える
ことで、この不健康でネガティブな感情を
変えることを旨としますので、自分の行動に
ついてどう解釈を加えるかが、重要ポイントです。
例えば、受験と睡眠時間の関係は永遠の課題ですが、
「寝てはいけない、絶対いけない」
→「でも寝ちゃった…私はなんてダメなんだろう」
と考える人は多いと思います。
しかし、そうではなく
「寝てはいけないけれど、眠いものは眠い」
→「じゃあ3時間だけ決めて寝よう」
と考える人もいます。
結果は寝るので同じなのですが、どちらが健康的かは
明らかです。同じ寝るなら気持ち良く寝ようという
のがむしろ合理的なのです。
ちょっとした違いが、実は大きな違いなのです。
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