学生のフリーエージェント
責任者チェックポイント最終回になります。
今回は生徒の成長戦略を持っているかどうかが中心です。
企業の成長戦略は社長ならば持っていて当然ですが、
私たちのような塾や予備校の場合、生徒の成長戦略がないと、
結局企業は成長しないと思います。日本はいまだに文系の
大学院進学率は低く10%には遠く及びません。それに比べて
大学進学は、全入の時代に入って久しいのです。
本当は大学院教育をもっと充実させ、専門家を養成し、
その専門家が活躍できる環境整備が必要ではあるのですが、
日本ではまだ難しいようです。私の持論として、教師免許取得を大学院卒
にすべきだと考えています。教師になるにはそのくらいの
専門性があって当然だと思います。
少なくとも私たちのような塾や予備校の責任者であるならば
院生の行く末に関して多大な関心と、少しでも利益を与えられるような
環境整備をする努力をしていることが必要です。
そしてどのような方法論で成長させてくれるのかという
明確なビジョンを聞いてみることが必要です。
また、責任者といえども授業ができることが基本です。
たまに責任者が一切授業ができないということがあるのですが、
もちろん危険です。授業ができない責任者が、自分が使う講師の
授業の良し悪しを査定できるはずがないからです。
また授業ができないということは、教育能力がないということに
十分つながります。そのような人物が生徒の成長戦略を
持っているとはまず考えられません。
これは予備校自体の経営理念に直結しますので、
是非とも確認しておきたいところです。
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