京都光華女子大学大学院インタビュー3

井上博文

井上博文

テーマ:後悔しない臨床心理士指定大学院の選び方

臨床心理士養成に関する考え方は様々あると思います。
一つは光華女子大のように、しっかり学生を見て、
一緒に作り上げていくタイプもう一つは、ほったらかして
自分で育つのを待つタイプ。昔の大学教育は明らかに
後者の方が多かったと思いますし、正直、私もああだこうだ
と口を出されるのは好きでない方です。

これは全くの私見ですが、近年、私立高校の経営のあり方が
大きく変わっています。俗にいう「ドラゴン桜モデル」
です。つまり学校再生及び安定経営は、「良い」大学
(つまり東大を始めとする国公立大学)に合格させた
数字にかかっていると言われています。
あるいはスポーツで名を挙げるという方法もありますが、
やはり、学業数字の向上の方が親や生徒の心を掴んで
いるようです。実際、私の出身地域でも、別の学校に
なってしまったと思えるほどの変貌を遂げたところも
あるのです。

少子化はこれかも進みます。大学経営は箱物営業だけでは
もはや成立しなくなっています。やはり中身をよくする
努力は非常に重要です。中身とは教育であり、そこで
教育を受けた学生を商品として企業に送るところまでを
責任範疇ととらえるところが、これから生き残っていける
と感じています。地方の理系大学で、地域密着型、就職率
100%を標榜する大学もあります。
私は漠然とグローバルというよりは、このようにまず地域
に貢献できる人材に育て上げ、地域の企業に売り込むくらいの
意気込みと成果を挙げる努力が必要だと考えています。
そして、高校や予備校が「東大合格●●名」と宣伝している
ように、大学も「国家公務員●●名」「●●広告会社●●名」
そのノウハウは・・・といった具合に数字を出していく
必要があると思います。
もちろん、「学問の聖域」という考え方も必要です。
大学は「最高学府」であり、就職機関ではないという
意見もあるでしょう。それも正しいと思います。
しかし、多くの学生は「食べていくこと」を一番望んでいます。
そのニーズに大学が応える時が来ているのではないでしょうか?


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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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