REBT入門コース in 京都
前回の続きです。新しい?団体名は「日本REBT協会」と
名乗っています。
すでにホームページがあるので、
あえてそのまま出させてもらいますが、これについては
日本人生哲学感情心理学会は関与しません。というより
私自身、誰にも相談せずに書いていますので、文責は
私のみに帰属します。そのため、私個人の印象として述べます。
この団体は今年一月に発足したとのことです。
もちろん、団体を作ること自体、自由ですので、
何ら問題はないと思います。ただ、私が明らかに問題と
感じるのは、REBTを名乗る以上、各人がどこでREBTを
学んだかは明確にする必要があると思います。
菅沼先生のようにエリス研究所で学び、大学でもそれを
指導しておられる方もいるわけです。
もしも日本人生哲学感情心理学会だけでREBTを学び、
REBT心理士(旧称、論理療法士)の資格認定を受けて
おり、それを頼りに新団体を作るとするならば、
道義上問題があると思います。それにも関わらず、
この団体もセラピストの資格を認定すると公表しています。
名称はまだ未定とのことですが、資格を認定するからには
それなりの根拠が必要です。しかし、その根拠となる
ものが全く示されていません。
あるいは、日本人生哲学感情心理学会とそもそも一度も
関係をもったことがない人々が、この団体を運営している
とするならば、そのあたりの情報は記載すべきです。
もちろん初めてREBTに触れる方々は、何の予備情報もない
状態でインターネット検索をすると思います。
そこに異なる二つのREBTの団体がある場合、「選択」に
なるわけです。営利団体ではないので、競争原理がここで
働くとは私は考えていませんが、
(日本REBT協会は営利目的であるかどうかは不明ですが)
後発団体が同じREBTを名乗る以上、競争に持ち込むことを
日本REBT協会は意図していると考えざるを得ません。
そうすると、競争は避けられないものとしても、
後発団体は少なくとも日本人生哲学感情心理学会とは
関係を持ったことがない全くの新団体であることを
表明し、自分たちが縁とするところを提示する必要が
あるはずです。日本REBT協会が日本人生哲学感情心理学会を
知らないということはあり得ません。知らないと強弁する
ならそれはそれで問題ですが、さすがにそれはないでしょう。
以上のようなことが明確にならないと、これから「選択」
を迫られるREBTを志す人々は大変困ります。
またヘタをすると反目し合っているかのように
見られることも日本人生哲学感情心理学会からすれば
大変迷惑だと思います。やはり、これからREBTを
学ぶ人のことをよく考えた行動を取らねばならないと
思います。
さらに続けます。
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