REBT入門コース in 京都
ちょっと嫌な感じと思われるようなことを書きます。
私がREBT (旧称、論理療法)というセラピーを学んでいる
ということはすでに何度もここで述べてきました。
今はインストラクターとして関わっています。
私が所属する団体は、日本人生哲学感情心理学会という
名称の団体です。少し前に日本論理療法学会から
名称変更しました。理由はいくつかありました。
特に重要な点は、REBT は感情に変容をもたらすことを
重視するセラピーです。そのため論理療法では、
その真意がどうしても伝わらないという、悩みに近い問題が
ありました。じゃあ一体どんな和名をつけるんだということで、
議論がありました。そこで学会名称ごと変えることを
決意されたのが学会会長の現聖徳大学教授の菅沼憲治先生です。
菅沼先生は、REBT の総本山ともいうべき、アルバート エリス
研究所で学び、日本でREBT のセラピストを作ろうと
私財持ち出しで、自らを捧げておられます。
私は数年前に結構軽い気持ちで、ちょっとした縁をたどり、
東京まで泊まり込みでREBT の入門コースを受けてみました。
当時の私は(今も変わりませんが)、1年の大半を教えることに
費やしており、何でもいいから人から習いたいという気持ちが
強かったのです。しかし、実際に菅沼先生の講義に触れてみて、
ある種の衝撃を受けました。今まで大学で仏教学を学ぶ中でも
何度か同じような経験をしましたが、当時としては本当に
久しぶりだったので、とてもうれしい気持ちにもなり、
もう少し深入りしてみたくなりました。私が衝撃を受けた
ことは、菅沼先生の人柄のみならず、カウンセリングの技術、
REBTの理論の仏教との近似性など様々ありました。
これは深く学び、使い物になってくると、多くの人に利益を
もたらすことができるのではないかと考えるようになりました。
そんな経緯でREBT を学ぶことになり、今は関西支部長と
インストラクターという立場をいただいています。
また、学会員のなかにも菅沼先生の熱意に動かされた人も
少なからずおり、今では用語集を作ったり、雑誌を発刊する
までになりました。これは文教大学の吉田悟先生による
ところが大きく、もっと私もお役に立たなければならないの
ですが、甘えさせてもらっている状態です。
そうやって、着実に歩を進めているのですが、最近、REBT を
名乗る別団体が現れました。私はこの団体の手法に強い不快感
を持っています。
理由は次回。
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