怒り任せの愚かな行動
名古屋にREBTの大会に行ってきました。
来年は6月に私が大会委員長で第15回大会を京都で
開催することになっています。
今年の基調講演は廣中邦充氏という浄土宗の僧侶の方で
「岡崎のやんちゃ和尚」と異名をとるそうですが、
テレビの出演も多数あり、大変有名な方だそうです。
この方は自坊で十数名の問題を抱えた子どもを預かり、
寝食をともにして、更正させてきたことで注目されています。
大変勢いのある方で、来るなり、ほぼ全員と握手をし、
一人ひとりをよく観察しておられました。
個人個人と体を張って、命懸けで向き合うということが
廣中氏にとって重要なキーワードになっていますが、
確かにそのような雰囲気をまとっていらしゃったと思います。
ただ、誰でもが同じようにできるかというとかなり難しいとも感じました。
すごいなぁと思う人は多いと思うのですが、共感するか
と言われると、難しいというのが正直なところでした。
私個人としては、塾生に対して「命懸けで」「体を張る」
ことについては、当然だと思うのですが、
寝食を共にするのは難しいかなとも思います。
廣中氏は講演先で必ず携帯電話の番号とメールアドレス
を教えるそうです。今回もそうされていました。
これはある意味では勇気のいることなのだと思います。
それだけプライベートとそうでない部分との境界線が
少ない(薄い?)のだと思います。
私もある意味では24時間体制なのですが、
本当に24時間ではありません。やはり睡眠も食事も
とりますし、自分の研究もしますし、年に数日は休んでいます。
一度、あたかも24時間見るのが当たり前と言わんばかりの
人に対してそれはできないと断ると
(それでも夜中3時くらいまでは添削していましたがね)
「自分の見たい時だけ見る」と批判されたことがあります。
この批判が当たっているかどうかは意見が割れるとは
思いますが、少なくとも廣中氏はこのような
批判は受けないのだろうと思いました。
御年60だそうです。まだまだパワー十分といった面持ちでした。
マネはできませんが、私なりに学ぶところが多かったと思います。
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