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ワクチン接種と効能についての再認識 ~ワクチンを打たなかったから感染したという勘違い~

2022年1月21日 公開 / 2022年1月24日更新

テーマ:健康・美容・ダイエット

コラムカテゴリ:美容・健康

ワクチン接種に関して勘違いしてはならないのは
ワクチンを接種したからといって感染しない、感染を防ぐものではないということです。

ワクチンは打てば感染しなくなるというものではありません。

インフルエンザワクチンを考えてみるとわかりますが
インフルエンザもワクチンを接種すれば感染しなくなるわけではありませんし
あくまで重症化を抑える効果があるだけで
ワクチン=感染しなくなるものという認識の思い込みを改めなければ
未接種者に対する差別や偏見はなくならないでしょう。

ただの個人的感情としての差別や偏見に終わらず
実際企業や職場内での解雇理由(リストラ)につながったり
パワハラなどの圧力を生む原因にもなっています。

そもそもワクチンを打たないと感染する
ワクチンを打っていれば感染しないだなんて誤解が
どうして生まれたのでしょうか?

これはニュースメディアなどの過剰な煽り(情報の伝え方)
にも一因があると思いますが
確かにワクチン接種によって抗体の免疫ができるので
それで感染に強くなる、=感染しないというような認識につながったのではないでしょうか?

しかしコロナワクチンにしても新型コロナだけがコロナウイルスではなく
従来のコロナウイルスであろうとワクチンの仕組みは同じだったはずです。

ところが新型コロナだけがワクチン=救世主(唯一の特効薬)のような認識を持ち
情報が独り歩きを始めた頃から誤解がそのまま蔓延してしまったのではないでしょうか?

従来のコロナだろうとインフルエンザであろうと
ワクチンの効能は同じです。

ですので新型コロナに感染したくないからといって
我先に競ってコロナワクチンを接種しようと考えるのは間違いで
重症化を予防するために接種するのだという認識に改めないと(再認識の必要性)
コロナ差別やワクチン闘争にますます歯止めが効かなくなってしまうでしょう。

また、未接種者に対する差別や偏見もなくならず
ヘイトクライムや人種隔離政策のような将来に傷跡を残す(歴史上の汚点・黒歴史)
結果になってしまうのかもしれません。

それよりもまず何より
ワクチン接種は自分のため(感染しても重症化を防ぐため)にするものだと
再認識する必要があるのではないでしょうか?
(つまり他人の接種・未接種と感染するかしないかは関係ない)

その上で自分が重症化しないことが人に迷惑をかけないことにも繋がるのだと認識し
ワクチン接種によって決して感染しなくなるわけではないということと
感染者数の増加とワクチン接種率とは違う(比例するものではない)のだということを
まずは自分自身に言い聞かせるところから始めてみてはいかがでしょうか?
(自分が正しいと思っていることであっても
自分を顧みず最初から他人にこうしろと押し付けてるようでは無知の恥となる)

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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