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あなたも私も皆“言葉足らず” ~満足に全てを伝えきれるような会話(コミュニケーション)はない~

2021年9月22日

テーマ:人間関係・コミュニケーション

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

皆さん自分のことを振り返ればよくわかると思いますが
人に何か伝えるときって、自分の言いたいことをきっちり全部を言えてるでしょうか?
全てでなくても言いたいことの殆どをしっかり言えてるでしょうか?
(相手に伝えられてるでしょうか?)

もし自分では言えてたとしても
相手にそのままの内容で受け取ってもらえてる(伝わっている)とは限りませんし
ほんとはまだまだ言い足りず、もっと相手にしっかり伝えられたらと思ってないでしょうか?

つまり基本、人というのはすべからく“言葉足らず”だということが言えるのです。

であるなら、人の言ってる言葉をそのままに受け取ってしまうと
受け取る側は相手の意図とは違う解釈や受け取り方をしてしまうんですね。
(本当に伝えたいこととは違う受け取り方をしてしまう)

もし人が何か話をしたとしても
その人が言いたいことは言ってる表の言葉ではなく
真に言いたいこと(伝えたいこと、核心)はもっと他にあるんだと
言葉足らずで相手の伝え足りていない部分にこそ真に耳を傾けて聴く必要があります。

人は言ってる言葉だけを聞いて判断、解釈してしまうために
相手の本当に言いたい真意は伝わらないのです。

誰が自分の言いたいことの100%を言い切れたと思ってますか?
相手に100%伝わった、伝えられたと感じてるでしょうか?
きっとまだまだ言い足りない、伝えきれてないと感じてると思います。

何となく使ってる言葉もあれば
詳しくはわからないのに何となく聞いてそのまま聞き流してる言葉もあるはずです。

それくらい人の言ってることの理解や解釈
そして受け止め方なんて不十分で未熟(未完成)であるということなんですね。

自分が一体どれくらい雄弁なのでしょうか。
それはまた相手も同じだということ。

このことをぜひしっかり認識しておきながら
改めて人の話をしっかり聴くようにしないと
意思疎通や伝達の相違から言った言わないのトラブルが絶えない関係になってしまいます。

すでに最初から全部は伝わってない。
伝えきれるものでもなければ全てを聴き受けられるものでもない。

人はみなすべからく“言葉足らず”だということを忘れずに
お互いが気をつけて意識しながら慎重にコミュニケーションを図りたいものですね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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