『科学』を信じる人の勘違い(人の持つ“認識”の誤り) ~勘違い、間違いに気づくトレーニング~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

皆さん勘違いしてよくわかってないと思うのですが
科学というのは信じるものではなく
証明したり解明するものなんですね。

ですのでまず何かわからない(証明されてない)“事実(実態・真実?)”があって
その後に科学があるんです。

つまり今証明(解明)されている科学というのは信じるもの(揺るぎない事実)ではなく
後で研究されて今とは違う事実が発見されたり解明されると
科学(今の常識)というのは変わってしまうのです。

そんな“今”しかわかってない科学を皆さんは全て真実だと思い込み信じますか?

ですから科学というのは今わかっていることしかわかってないだけであって
それを信じるとかどうかという問題ではないんですね。

信じる信じないではなく
今わかってないことを解明し、証明していくものなんです。
(その手段・手法に過ぎない)

科学の何を信じるのでしょうか?

現在解明されたことだからそれが事実だと信じてるだけであって
ではその科学によって後にそれは違った、別の要因だったということが証明されれば
現在証明(解明)されたと思っていた“事実”も変わってくるのではないでしょうか?

このことから科学とは信じる信じないという性質のものではなく
単に未だ解明されていない未知の事柄(事象)に対して証明したり解明するものなんですね。

科学で証明されていないから信じない?

これは間違った考え方であり(考え方として間違っている)
科学とはそもそも解明されていないわかってないことを解明すること。
それが科学なんだということを
皆様くれぐれも忘れないように覚えておいてくださいね。

そうしたら科学に対する意識や思い込みも変わってくると思います。
認識が変われば世界(自分が今見えてる世界、捉えてる世界観)に対する受け止め方も変わってくるはず。

科学は証明したり解明する手段なのだということを覚えておいて
くれぐれも信じる信じないで考えないように気をつけたいものですね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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