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コラム

対人恐怖症ではなくても、同じ人間同士でも人はどうして人が怖いと感じるのか?

2021年7月10日

テーマ:人間関係・コミュニケーション

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

対人恐怖とまではいかなくても
人が怖い、恐ろしいと感じる人は
人を信じられない、人間不信の状態にあることが多いです。

人を怖がる心理状態の中に
まず人間不信であるということが挙げられます。

特に幼い頃に家族や親子関係において上手く信頼関係が築けてない場合など
そのまま成人して社会に出たとしても
人間不信を抱えたまま人と接することになるんですね。

つまり他人に心を開けない状態ですから
職場の人間関係なども上手く行かず
結局離職しやすかったり引きこもりの状態になりやすいのです。

これは本人に責任感がなかったり悪い(何か問題がある)ということではありませんし
本人を責めることでもなければ
むしろ周りの人間が上手く関係を築いてあげることで
比較的容易に改善していける問題です。

今まで培われてきた人格形成の体験や経験から
人を信用できなくなってしまっているだけなのです。

無理に心を開いてもらおうとする必要はないですし
下手に心の中に踏み込もうとしすぎると
返って心を閉ざしてしまうような結果になりますから
周囲の人たちが普通に接して苦手なところをサポートしてあげるだけで良いんですね。

どんなに親しく親密な関係であったとしても(親族など)
やはり他者は自分とは違う人間(人格)ですから
心の距離を上手く取る(築く)必要はあります。

あまり神経質になって解決してあげようと躍起になったり
人の心に土足で踏み込もうとしないことです。

また、人が怖いとお感じの本人様も
無理して信頼関係を築こうとしたり、人を信じようとしなくても
自分がこの人ならと思えるような人(自分が信頼できると感じる人)とだけ
心を開いて関係を築いていけば良いと思います。

無理して人と(関わる人すべての人と)関係を築こうとしなくても
人のことが怖いと感じたままでも
自分が信頼できる人と少しずつ関係を築いていってみてくださいね。

少しずつ少しずつの積み重ねが
自分の中にある対人関係の恐怖を和らげてくれることになりますので。

今回のコラムのようなことでお悩みの方は
心理カウンセリングによって心の距離の置き方や取り方について
あなた様に合わせたケースでサポートさせていただきますので
ぜひお気軽にご連絡くださいね。
(心理カウンセリングのご利用にはご予約と利用料金が必要です)

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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