どこへやったかどこにしまったのか?すぐに忘れてしまう物忘れの対策 ~考え方の視点を変えてみる~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

皆さんは物をどこに置いたのか、どこにしまったのかと
なかなか思い出せずによく探しものをされると思いますが
探しものや物忘れでまず疑うのは老化や認知症ではないでしょうか?

ではそんな認知機能の衰えを強化するために
脳トレなどで頭を鍛えて対策をしようと考える方もいるかもしれませんが
もっと別の形(取り組み)でアプローチする方法もあるんですね。

それは何かと言いますと
自分の身の回りのものを整理して
なるべく物を置かないように、物を減らすライフスタイルを心がけることです。

いわゆる断捨離やシンプルライフ、ミニマリストのライフスタイルでしょうか。
(生活や生きていくのに必要最低限の物しか所有しない)

極力物を減らすようにし、また増やさないようにし
周りに物を置かないようにすることで
どこにしまったのかと探さなくてもよくなりますし
わざわざ思い出さなくても少し探せばすぐに見つかる(出てくる)でしょう。

認知症とはそもそも何をしまったのか?
しまったのかどうか?すらも思い出せない(記憶にない)状態ですから
物忘れとはまた少し違う性質のものなんですね。

ですので認知症の場合は探す探さない、思い出せないの問題ではありませんが
一般的に物忘れで思い出せないといった対策のためには
何をどこにしまったのかを忘れたところで
最初から何でもすぐに見つけ出せる状態にしておくことがポイントです。

身の回りや部屋(家)の中が物で溢れかえってるから
そんなところに何か物をしまうからなかなか探せ出せなくなるんですね。

宝探しみたいになってしまうのは当然ではないでしょうか?

同じ宝探しでもそもそも隠せる場所がなければ
わざわざ探さなくてもすぐに見つかるはずです。

パッと見てパッとわかるところにあれば
たとえ忘れて思い出せなくなったとしても
少し探せば探しものはすぐに見つけ出せるでしょう。

どうでしょうか?
衰えた脳や認知機能を訓練して対策するよりも
そうなってしまう原因からその対策を考えることで
自分の能力に合った方法で対策をすることが可能となります。

できないならできる方法を、違うやり方や取り組み方を考えてみる。

これはどんな悩みごとに対してもそうですが
絶対こうでなければいけないんだという思い込みを疑ってみる、あるいは捨ててみることで
何か見えてくるものがあるのかもしれませんね。

ぜひ参考になさって、自分なりのやり方で工夫しながら取り組んでみてくださいね。
サポートが必要なときは当ルームに遠慮なくご相談くださいませ。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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